
HPに分かりにくいとこにあるから、地図をプリントアウトしてきたほうがいいよ、って注意書きがあったけど、ホンマに分かりにくい

この奥が入口。路地というよりほとんどビルの隙間やんか
しかも入ってからがまた狭い
すれ違えないレベルで通路が狭くて、足のサイズが22cmしかない私でも、足の裏が半分余るくらいの狭くて急な階段を上らなくちゃいけないという、とんでも仕様
客席は2階と3階なので、絶対上らなくちゃいけないんだけど、多分、ちょっと恰幅のいい男性だと、かなり苦しいと思われます…
んでもって、HPにも予約メールにも、てんこ盛りに注意書きがある店でですね、正直、途中で予約するのブン投げたくなりましたよ。
待つとこないからあんまり早く来るな、けど、時間は厳守しろ、あらかじめメニュー決めておけ、それ以外の注文は受け付けないから(除くドリンク類)、キャンセル禁止、等々……
今時珍しいくらいの殿様商売じゃないですか
それでも客が入るって事はさぞかし美味しいパンケーキなのだろうと、期待していったわけです。
そのパンケーキはこちら
左上:ココア、右上:練乳とブルーベリー、左下:蜂蜜と発酵バター、右下:抹茶
かなり分厚いパンケーキです。
食べる前は星乃珈琲みたいなふわふわなのを想像していきましたが、ずっしり重め。
表面カリッと、中はふんわりでとっても美味しゅうございました
ココアと抹茶は、チョコや抹茶の苦味が結構強くて、大人の味。あとの二つは甘くて優しい、いかにもパンケーキな味でした。
どれもとっても美味しかった~
で、これだけっていうのも芸がなかろうと、かき氷も頼んでいたワタクシ達。
上左:黄金生姜氷、上右:黒蜜きなこ氷、下:苺氷&練乳アイス
え~とですね…なんか色々凄かったです
生姜味のかき氷って珍しいよね、と思って頼んだ生姜氷は、口に入れた数瞬後、ぴりぴりとした生姜の辛味が舌にきます。生姜が苦手な人は「水」って叫ぶレベルで。
氷の中のほうに、白っぽくて甘い氷が隠されてて、それと混ぜると甘みが増した分、辛味は若干マシになりますが、続けて食べるとやっぱり舌がピリピリ…
ワタクシ、かなり生姜が好きな人なんですが、それでもこれって、相当です。
そして黒蜜きな粉は、というと……蕨餅とか信玄餅とかの、きな粉と黒蜜が混ざった部分、要するに餅抜きの部分ですね、あれをまんま食べた感じ。甘くて美味しいんだけど、すんごいきな粉。粉っぽささえ感じるレベルできな粉。解けてからちょっと飲んでみましたが、そのまま何もかかってない氷にかけたら美味しいぞ、ってくらい濃かった
苺は、というとこれ、かき氷じゃないですね。むしろジェラートかシャーベット。
練乳アイスと混ぜて食べると、焼肉屋のデザートにある、練乳詰めた苺を凍らせたヤツにそっくりの味でした。
これが好きな人もいるんでしょうけど、かき氷じゃないよなぁ、というのが感想かな。
結論としては、パンケーキはまた食べに行きたいけど、氷はもういいや
ま、話の種にはなるので、一度くらいは行ってみてもいいかもしんない。
とまあ結構な衝撃を受けて店を出たワタクシ達。
ですが、本当の衝撃はこの後に待っていたのです
なにせ、60分しかいられない「雪ノ下」本店。
店を出た後、やっぱりお喋りしたりない、ということで近くのサイゼリヤへ
サイゼリヤ、安いし結構美味しいし、長居しても怒られないし、いいですよね
とかなんとかいいつつ、ドリンクバーとピザなんかを頼んでお喋りを始めたワタクシ達。
ふと、中の一人が、「そういえば知ってる?サイゼリヤの間違い探し、超難しいんだよ~」と言い出したのが運の尽き。
「どれどれ」とキッズメニューの裏を広げ、いい年した大人4人が額をつき合わせてみたところ……
全部分かるまで1時間半~2時間、かかりました
その難問がこちら
とにかくすんごい難しかった
それまで頭いっぱいに広がっていた氷の味の衝撃など吹っ飛ぶ難しさで、ようやっと最後の間違いが見つかった後数分、全員無言で魂抜けた顔してましたよ。
これ、子ども解けるの
無理でしょ
よろしければ、一度、サイゼリヤに行かれて確認してみて下さい。
ホンマにマジで難しいから
そんな日のワタクシ
持ってる着物の中では一番婆ちゃんっぽいけどお気に入りの伊勢木綿にウサギの半幅帯
衿元と帯留めはマメコロン尽くし
やっぱり超可愛い~