昨日は、
静京呉服京染店
さんが主催された着物ワークショップに行ってきました
着物のお手入れ方法のアレコレを教えてもらってきましたよ。
普段は木綿やウールを愛用しているので殆ど何も考えず自宅で洗濯しちゃっている私ですが、正絹は色々と難しそうで着ること自体を躊躇してしまいがち。
私が木綿を愛用している理由も、お手入れ方法がよく分からない、というのが一番の理由だったりします。
で、秋口にいただきものの単衣の襟裏がカビてるっぽいのを手入れしてくれるところを、比較的近場で明朗会計で相談しやすい、といった条件で探してみた結果、探し当てたお店が静京さん。
そこで色々相談にのっていただいたりしてる時に、こんなのもしますよ~と教えていただいたのが今回の催しだったわけです。
で、行ってみた感想ですが、行ってよかった
ネットや本なんかに、水溶性の汚れは下に布を敷き上から絞った布で叩いて、下の布に汚れを移しましょうとか書いてあるのは読んでましたが、正絹の着物を湿らせて大丈夫なの?とか思ってたんですよね。
ベンジンを使った油性の汚れ落としも、生地が変になったらどうしようとか不安が先立ってました。
今回のワークショップでは、実際に汚れを取る方法を体験させていただけて、不安とかがすっかり無くなりました
ベンジンってもの凄く乾くの早いんですね~
たっぷり使って汚れが落ちた後、冷風のドライヤーをかけたら、あっという間に乾いちゃいました。
絞ったおしぼりで叩くのも、後で輪じみにならないようにするには、終わった後掌で温めて水分をとばすようにするといいとかも教えてもらいました。
あと、それをしていい生地としちゃいけない生地の見分け方とか、悉皆に出す頻度とか、色々と教えていただけました。
虫干しの重要性も。
ずっと正絹怖いできた私ですが、その怖さが少しなくなったかな。
そんでもって、最後はプロのお仕事ってやつを写真で見せてもらいました。
ヘアカラーが飛んだ訪問着が綺麗になったり、泥跳ねでぐちゃぐちゃになった振袖がすっかり元通りになったり、という例を見て、お金を払うだけの価値ってものを再認識。
プロって凄いね
というわけで、今回学んできたこと2点。
少々の汚れなら、自分で綺麗にできるし、いざとなればプロに頼めば、大抵のことはなんとかなる
虫干しは、忘れないように
早速お天気のいい日に、仕舞いこんでる付け下げと色無地とを虫干ししようと思います。