JR九州の観光列車「ふたつ星4047」
西九州新幹線の開業に合わせて、長崎駅と武雄温泉駅の間を走るようになりました。
【1】千綿(ちわた)駅に停車
「ふたつ星4047」は、午前は武雄温泉発・長崎行き、午後は長崎発・武雄温泉行きです。
ですが、通る路線が違います。
午前は、江北駅(旧肥前山口)→肥前旭→諫早と、諫早湾を通るのに対し、午後は諫早→千綿→ハウステンボス→早岐と大村湾を通ります。
午後の便は、海が目の前に迫るので有名な《千綿駅》に停車します。
今回は、《千綿(ちわた)駅》での歓迎について。
【2】ホームは海のすぐ隣
長崎発の「ふたつ星4047」が、千綿駅に着きました。
16:20から16:30までの10分間の停車です。
私は扉の前に並んで、急いでパッと撮った写真が上の写真です。
夕晴れていた日で、夕日がまぶしいです。
話は聞いていましたが、海が間近に迫った場所です。
反対側からも撮りましたが、完全に逆光でした。
コンパクトデジカメだと、上手く撮れる選択肢が限られます。
しゃがんで、日光が車両の陰に入った位置からパチリ↓
停車中の窓から、海を撮影したものがこちら↓
【3】千綿駅の駅舎
3両編成の「ふたつ星4047」が停車中の千綿駅です。
木造のレトロな駅舎です。
乗客が降りて、駅舎付近を探索しています。
長崎らしくランタンが飾られています。
【4】おもてなし
ホームでは、お茶を勧めてくれる方がいました。
地元・東彼杵(ひがしそのぎ)町のハッピを着た方です。
お茶の栽培が盛んな地域で、「そのぎ茶」のPRです。
希望する人は購入できます↓。
そして、鉄道ファン向けに「来駅記念乗車券」を販売していました。
地元の人による委託販売でしょうか。
販売コーナーの隣に置かれている華やかなランタンのような飾り。
これ、売り物でしょうか。綺麗ですね。
販売している人も、チャイナドレスです。
「ふたつ星4047」が、千綿駅を発車する時刻になりました。
おもてなしを担当した地元の人、そして観光客も加わり、発車した列車に向かって、お手振りをしていただきました。
ありがたいです。
【5】いちごを購入
私は駅でのおもてなしがあると、何か買いたくなってしまいます。
今回買ったのは、「いちご」です。
上の写真は、すでに4個食べた状態の写真です。
赤くて甘みと酸味のバランスが良いと感じました。
おいしい!
大の1000円は、なかなか手が出ませんが、小500円なら金額的にも分量でも適度で買いやすいです。
【6】海に近い駅
全国に海に近い駅はあります。今回の千綿駅もトップクラスの近さだと思います。
他の海に近い駅を2つ挙げます。
★下灘駅(愛媛県)
「伊予灘ものがたり」で訪れることができる人気駅です。
★大三東駅(長崎県)
島原鉄道のカフェトレインが長時間停車する駅です。
そして、この「ふたつ星4047」ですが、何と2つ海に近い駅に立ち寄れるのです。
★小長井駅
午前の武雄温泉発の便は、有明海のすぐ近く小長井駅に停まります。
この写真は干潮の時の様子で、日によって表情が変わります。
★千綿駅
午後の長崎発は、千綿駅で大村湾を眺められます。
1日で往復乗れば、2つの海に近い駅に行けるのです。
こういう絶景区間、うまく観光列車に活用しているなと感じました。
●今回乗った「ふたつ星4047」の車両や車内販売の記事は近いうちに。
●昨年2023年に「ふたつ星4047」に乗った話はこちら↓
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