三陸鉄道「こたつ列車」前半~車両&久慈駅 | 車内販売でございます。

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1300本目の記事です。

三陸鉄道の「こたつ列車」に乗ってきました。

 

【1】こたつ列車を申し込む

岩手県の三陸鉄道では、冬に「こたつ列車」が運転されています。

列車内の座席が「こたつ」、というのも珍しいです。

何よりも魅力的なのは、車内販売がある点です。

三陸鉄道は、宮古駅や釜石駅ではグッズを販売していますが、車内販売は基本的に実施していません。

車内販売マニアとしては、「こたつ列車」に乗れば車内販売を利用できるのです。

絶好の機会ですので申し込むことにしました。

電話申し込みで、料金は当日支払います。

 

【2】「はやぶさ」と「八戸線」で久慈駅に

「こたつ列車」は久慈駅12:00発です。

東京6:32発の「はやぶさ1号」に乗れば間に合う乗りやすい時間帯です。

海沿いの区間があり、海鳥が休んでいます。

のんびりしている路線です。

あら、こんな駅舎も↑

 

【3】久慈駅

JR八戸線の終点、久慈駅に到着。久慈駅から先は、第三セクターの三陸鉄道になります。

駅舎は、JRと三陸鉄道で別々になっています。

三陸鉄道の窓口で、予約していた「こたつ列車」の受付と料金の支払いをします。

結構売店が充実しています。

お土産物も買えます。

駅前には、こういう看板が。

ここは、「あまちゃん」のロケ地

 

【4】久慈琥珀プラザ

「こたつ列車」の発車まで時間がありました。

JRの駅舎の中の店「久慈琥珀プラザ」で、激安の品を見つけました。

ビール4本セットです。

4本セットで400円なのです。(もう取り扱ってないでしょうね)

賞味期限が迫っていましたが、列車内で飲むのなら問題ありません。

旧ソ連の1つリトアニア産ですから、むしろ応援したくなります。

500円でコーヒーとケーキのセットもいただきました。

 

【5】料金の支払い

「こたつ列車」の料金300円は、硬券の切符でした。

運賃分は、大人の休日倶楽部パス利用です。

予約料理3000円も頼みました。

 

【6】お座敷列車、入線

10分ほど前に、ホームに入線しました。

指定席の「こたつ列車」と、一般客が乗る車両の2両編成です。

 

この車両は、産油国クウェートからの支援で走っています。

車掌さんによると、大きく車両に表示しないで欲しいと要請があったとのこと。

 

【7】車内は「こたつ」!

10分ほど前に入線しましたが、風が強く寒いため、多くの乗客は待合室にいました。

一番乗りして車内を撮るチャンスでした。

車内は、こたつで埋まっています。(当たり前だっ)

アクリル板も置かれていましたが、私は運よく、こたつ1つを1人で使えました。

電話予約の際は、相席になる可能性が伝えられましたが、結果的に1人利用でした。

当日申し込みらしき3人組は、こたつ1つを3人利用でした。

天井には、大漁旗が掲げられています。

大きな窓で景色は見やすいですが、旗で隠れることはないですね。

隣の「こたつ」との仕切りとなる「背もたれ」があります。

後方を気兼ねせずに座れます。

ふとんをまくった様子↑

くつを脱いで座席の下に置けます。通路には置かないよう呼び掛けています。

 

【8】車内の設備

靴を脱いだ際に、使えるスリッパもあります。

消毒用具も揃っていますね。

先頭には、子ども用の運転席があります。

先頭かぶりつき席ですので、大きなお友だちも座りたくなるかも。

トイレも、広くて快適です。

 

予約料理とイベントなどは、近いうちに。

 

■以前に三陸鉄道に乗った際の記事はこちら↓