3月16日夜の宮城・福島県沖で、震度6強の激しい地震が発生してしまいました。
そのため、「やまびこ」が白石蔵王付近で脱線し、長期の運休が見込まれます。
運転再開したら、また乗ろう、車内販売で買おう、という気持ちになっています。
そこで、今回はJR東日本の新幹線での車内販売の話。
【1】実施している新幹線
車内販売を実施している列車は、新幹線であっても減っています。
◎車内販売実施◎・・・次の新幹線は、原則車内販売があります。「臨時列車」「東京発着でない列車」を中心に一部列車は車内販売が無い点に注意。
「はやぶさ」(新青森以北のJR北海道区間は実施せず)
「こまち」(盛岡~秋田は実施せず)
「つばさ」(山形~新庄は実施せず)
「とき」
「かがやき」
「はくたか」
×車内販売ナシ×・・・次の新幹線は車内販売を行いません
「やまびこ」
「あさま」
「たにがわ」
「なすの」
「つるぎ」
【2】販売品目が限定
JR東日本の新幹線は、販売品目が大幅に減っています。
◎販売している品
「缶コーヒー、ジュース、お茶」・・・缶やペットボトル入りの飲み物を販売しています。
「ビール、チューハイ」・・・お酒も販売しています。
「お菓子、つまみ」・・・トッポ等のお菓子、柿ピー等のつまみも何種類か買えます。
「マスク、ウエットティッシュ」・・・衛生用品も置いています。
×販売していない品
「弁当・サンドイッチ類」・・・腹の足しになるのは長期保存可の菓子パンしかありません。
「ホットコーヒー」・・・残念ながら販売停止中(ごく一部の「はやぶさ」で買えたという話は聞きますが)
「アイス」・・・シンカンセンスゴイカタイアイスは買えません
「グッズ」・・・クリアファイルやボールペンはありません。
弁当、ホットコーヒー、アイスは販売していないので要注意。
【3】期間限定の商品もワゴンに
東海道新幹線では当然販売している「弁当」「ホットコーヒー」「アイス」ですが、「はやぶさ」「かがやき」でも買えなくなっているのです。
熟練した販売員でなくても、問題なく取り扱える簡単な品物だけになってしまったわけです。
車内販売大好きマニアの私にとって、本当に残念です。
それでも、現場の販売員の提案なのか、期間限定の目玉商品とも言える品が、ワゴンに載っています。
品ぞろえを増やす試行なのか、内部事情は分かりませんが、注目しています。
★贅沢チーズタルト280円
「岩泉ヨーグルトを練りこんだ」と表示してあります。
岩手県の岩泉町に工場がある業者の製品です。
★しょっつるあられんこ200円
しょっつる味のあられです。ビールに合いますね。
以上の2品は、交通系ICカードで購入したため、1個10円引きで買えました。
★米粉パスタスナック330円
量は少なめですが、美味いスナックです。
★雪花青(せっかせい)480円
北海道長万部の業者が作った6個入りのお菓子です。
高級感ある包装で、上品な味です。
次の2つは昨年2021年11月に買った期間限定商品です。
★ライスクラッカー
白海老が入ったライスクラッカーです。冬期は温かいお茶も扱っていますから、一緒に買いました。
★オブセ牛乳パン
牛乳を使用した量が多いパンです。
【4】腕の良い販売員さんも
JR東日本の新幹線の販売員ですが、新しく採用された人でも短期間で仕事ができるように複雑な仕事をカットする流れにあります。弁当を扱うと、何個乗せるか、途中の積み込みはなど経験が必要です。
3月上旬に乗ったところ、明らかに腕の良い販売員さんが目立ちました。なぜか全員盛岡支店です。
前からワゴンを押す際は、客とアイコンタクトを取ろうとする。
後ろから空いている車両でワゴンを押す際は、客の2m後ろで「車内販売でございます」と一言、そして90度横を見ます。
やはり腕の良い販売員さんなら、必要以上に買ってしまう「凄腕ファン」ですから、快適に乗ることができました。
3/18現在、東北新幹線は、地震の被害のため一部区間しか運転していません。
早期に全区間運転再開して、凄腕販売員さんの活躍の場ができることを祈ります。