今回も2020年7月4日から走り始めたJR四国の観光列車
『志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり』の話です。
前回は斬新なデザインの車両について。
今回は、予約制食事についてまとめます。
乗車した時点で、箸・おしぼり・メニューは、すでに置かれています。
【1】予約制食事「立志の抄」
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」では、予約制の食事を申し込めます。
「立志の抄」「開花の抄」ともに、乗車の4日前までに5000円で、予約券を購入できます。
もちろん、食事を予約しないで乗ることもできます。前日にキャンセルが出て乗れた場合は、予約制の食事ではなく、単品のメニューを当日に購入することになります。
白い六角柱の箱に、料理が詰まっています。
フタを開けると、10種類の料理が入っています。
高知県には豪快な料理もありますが、上品な料理という印象です。
まずは上の半分ですが、
A・・・海老ピラフ
B・・・冷製ジェノベージェ
C・・・生野菜
D・・・四万十米豚のカツレツ
E・・・つぶ貝のアヒージョ
F・・・肉団子のトマト煮込み
G・・・鮎のコンフィ
H・・・鰹のラザソース
I・・・アランチーニディリ―ゾ
J・・・四万十麦酒牛のタリアータ
料理に詳しくない者にとっては、名前だけでは何だがよく分かりません。
詳しいメニューも配られました↓
料理名はよく分かりませんが、美味しいのは分かります。
さすが5000円の料理。
前日は159円の質素なディナー↓だったもので(^^)/
【2】予約制食事「開花の抄」
上りの「開花の抄」でも、予約制食事が食べられます。
4日前までの予約券の購入で、5000円という点も「立志の抄」と同じです。
2つの細長い容器に、食事が入っています。
ロゴマークも入っていて、カッコいいです。
ワゴンで、アテンダントさんが運んできてくれます。
ふたを開けたら、こうなっていました。
中身はもちろん、季節によって変わるそうです。
料理は、2つの業者が作っています。
《壱の重》四万十町・しまんとハマヤの「前菜」
左から、
しまんと夏野菜のにこごり
しまんと鶏の柚子胡椒ジュレ
しまんと鰻とゴーヤの酢の物
季節感があり、ビールや日本酒に合うのは間違いありません。
酒が美味くなる料理です。
《弐の重》中土佐町・和食・宴あずま「メイン料理」
玉子焼き、カツオのたたき等、美味しい料理が並んでいます。
メニューはこちらです。↓
デザートが1品、最後に出されます。
透明で美しいスイーツです。
「リョーマの休日」のコースターも、面白いです。
私は、どちらかというと「開花の抄」の食事が好きです。
【3】食事に付くコーヒーは、駅で提供
「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」では、予約制食事を申し込んだ人には、コーヒーが出ます。
新観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」でも、コーヒーは出るのですが、駅でもらう形になります。
■下り「立志の抄」では終点窪川で
高知発の下り「立志の抄」では、終点の窪川駅に下車してから、駅舎の中にある「しまんとえきめしFORM」で、コーヒーをいただくことになっています。
折り返しは27分間しかありません。写真を撮って、地元の特産物買って、トイレに行ってとかなり忙しいのです。
そこで、アイスコーヒーにしました。
本当は、食事についてくるのはホットコーヒーですが、100円を追加すると、アイスコーヒーにしてもらえます。
この情報は、50おやじの遊び三昧さんからいただきました。感謝です。
暑い夏に、ホットコーヒーの一気飲みは、シンドイもので。
なお、土佐久礼駅で降りる方は、土佐久礼でコーヒーをいただくことになります。
■上り「開花の抄」では佐川駅で
上りの「開花の抄」では、途中の佐川駅でコーヒーをもらうことになります。
コーヒーはすでに人数分、用意されています。
佐川町出身の水野龍氏が、日本にコーヒーをもたらした縁で、佐川駅でコーヒーとなります。
ミルクを入れて、コーヒーをいただきます。
ただ、「伊予灘ものがたり」や「四国まんなか千年ものがたり」と異なり、
★車内で景色を見ながら飲めない
★陶器でなくて紙コップ
この2点は、どうなのかなあと感じます。
無理して四国に遠征したため、8月21日まで、休み無しで1日中仕事です。
体力的にキツイので、今回はここまでにさせていただきます。2
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