車内販売無しの普通列車グリーンに乗る | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

現在の私は、「テレワーク」も導入しています。

主な仕事は中学受験指導ですから、対面指導を無くすことは出来ません。

でも遠距離の仕事を、自宅からインターネット回線を使ったテレビ電話のような「スカイプ指導」に移し、更に臨時の仕事を断っています。

これで、通勤をゼロにはできませんが、乗車時間を半分以下に減らしました。2月に比べると、乗車時間は8割減になっています

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4月下旬のある日、私は都心で仕事を終えました。そして電車で帰ります。
首都圏の普通列車グリーン車で実施してきた車内販売は、現在は新型コロナ対策で中止となっています。
私は車内販売が好きで、車内販売を利用するために、高いグリーン料金を払ってきました。
1本180円のチューハイを買うために、1回の乗車で780円のグリーン料金を払うという、本末転倒のようなことをするのです。
車内販売ナシの現在のグリーン車に、780円払って乗る気分には、なかなかなりません。
この日、都心の駅から普通列車に乗って帰る際、グリーン車は利用しないつもりでした。
でも、顔見知りのアテンダントさんが、列車に乗りこもうとしていました。
このアテンダントさんからは、頻繁に買うようになったのは2009年、無駄話するようになったのは2012年です。
要するに私は、10年以上前からの、常連客になります。
隣には研修中の新人さんが、緊張感あふれる表情で、立っていました。
 
そこで、普通車でも余裕で座れる空いている列車ですが、グリーン料金を払って乗りたくなりました。
速攻で、グリーン券売機で買って、乗り込みました。
いつもならグリーン車でも窓際に座れない混雑した時間帯なのに、ガラ空きでした。
普通車でも余裕で座れるのに、わざわざグリーン車という人は少数派でしょう。
空いていたので、5号車の定員8人の車端室を、私ひとりで「貸切」にすることができました。
静かで「気持ち良い」と感じる反面、これではJR東日本もアテンダントさんも辛いなあと感じます。
個々のアテンダントさんは、「車内販売が無くて楽」とは思わないでしょう。
「やりがいが低下して気分的にキツイ」のではないかと想像します。
車内販売が無いので、ホームの自動販売機でコーヒーを買いました。
売店は閉まっていましたから、酒を買おうと思っても買えません。
 
研修中のアテンダントさんが、車端室にきました。
緊張の塊で、ベテランアテンダントさんが、後ろから応援していました。
「辛い時期だから頑張ってください」などと励まそうと思いましたが、とりあえず止めました。
今日が初めての乗務で、全く余裕がない新人さんでしたから、逆効果になる可能性がありました。
得体の知れない常連客のオヤジから突然「最初は誰でもうまくいかないよ。笑顔でファイト―!たまに気難しい客もいるとは思うけど、そんな時は・・・」とか言われても、説教してくる変な客がいるな、と思われるかもしれません。
降りる時には、ホームから軽く手を振るだけにとどめました。
 
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アテンダントさんの頑張る姿をみて、次に車内販売を利用できる日は、いつなのか考えました。
以前、こんな記事を書きました。
2015年からの5年半で、10日より長く車内販売を連続して利用しなかったのは、1回だけしかありません。
2018年11月からの18日間です。
現在は、4月8日に「最後の利用」をして以来、22日利用しておらず、おそらく30日40日と延びそうです。
普通列車グリーン車の他、東北新幹線や「あずさ」「ひたち」も、車内販売中止です。
小田急ロマンスカーや、東武スペーシアも、車内販売お休み中です。
6月下旬の「大人の休日倶楽部パス」も発売見送り決定、7月になっても、北海道・九州・四国に飛行機で出かけて、のんびりと観光列車に乗れる環境になっているか不安です。