小田急ロマンスカーに乗った話、最後は車内販売について。
■ロマンスカーには車内販売がある
小田急ロマンスカー「はこね」には、原則車内販売がある。
大雑把に言えば、下りなら新宿発7:30~17:00の「はこね」で車内販売が利用できる。
(「さがみ」や「ふじさん」や「ホームウェイ」には、車内販売が無い)
販売員が2~3人乗務していて、新宿を発車して15分以内に大抵来てくれる。
JRの特急では、発車して1時間以上来ないこともあるのと比べると、すごく有難い。
JR東日本では消滅した「弁当」「ホットコーヒー」「アイス」もある。
昼間は1時間に2~3本も走っており、車内販売のために乗り鉄するのには、非常に便利な路線だ。
だから、車内販売を楽しむのには適切な路線となる。
■1回目■サンドイッチ&ホットコーヒー
JR東日本では、ホットコーヒーが飲めなくなった。車内販売でホットコーヒーを飲むのは、久々だ。
ホットコーヒーは、美味いっ。
サンドイッチ390円とホットコーヒー360円で、計750円のところを100円引きで650円。
■2回目■どらやき
乗ってから25分、珍しく全く車内販売が来なかった。
降りる駅に着く5分ほど前に、ワゴンを探しに行った。
パッと買える「どら焼き」210円を買った。
■3回目■カツサンド&アイスコーヒー
たいめいけんのヒレカツサンド460円と、アイスコーヒー360円で、計820円のところを100円引きで720円。
先ほどのサンドイッチセットと合わせると1370円になるけど、高くても、色々買って楽しめるからOKだ。
たいめいけんのカツサンドは、すごく美味しい。量は少ないけど満足できる。
■4回目■再び、どらやき
列車が発車してすぐ、車内販売のワゴンが来た。
何かやる気なそさうな声だったので、嫌な予感がしたが、先ほど「どら焼き」を買った販売員だった。
時間をずらしたから折り返しの乗務は無いと思ったのだが、ぶつかってしまった。
声が小さくて、全く愛想がない。ロマンスカーの車内販売を50回以上利用したが、ここまでやる気のない販売員は見たことが無い。
■5回目■かぼちゃプリン&おかき
秋のスイーツは、かぼちゃプリン410円だ。
さほど甘いわけではないが、体に良さそうだ。
感じが良いアテンダントさんだったので、あとで酒のつまみにする予定だった「おかき」260円も買う。
VSE車両が載っている容器だ。
■6回目■あしがら弁当とお茶
ロマンスカーの弁当は、「予約制の高級弁当」と「子ども向け弁当」もある。
ただ、それ以外の一般的な弁当は「あしがら弁当」だ。
今まで1000円だったけど、現在は1020円になっていた。
包みを開くと、ラグビーのオーストラリア代表を応援する「がんばれ!ワラビーズ」バージョン。
こういうの良いね。(この話はこちら)
温かいお茶は、粉のお茶だが、210円のところをセットで160円に安くなった。
あたたかいお茶って、弁当に合うんだよね。
■7回目■レモンサワー&ダブルおつまみ
キートレモンサワーは、大好きなお酒。氷もついて、嬉しいから、たいていは頼む品だ。
今回は、さきいかと柿ピーのダブルおつまみにした。
わたしは、さきいかが好きと言う訳ではないが、これは美味かった。
何でこんなに美味いの?
以上で車内販売の利用7回が完了した。
利用7回で、合計4160円。
■接客水準に大きなバラつき
今回、重複を除くと6人のアテンダントさんから車内販売を利用した。
そのうち4人は、すごく丁寧で、気分良く利用することができた。
「さすが小田急ロマンスカー!」である。
ところが2人は、笑顔無し、口数少なく、仕事が荒っぽい。
接客水準に大きなバラつきが見られた。小田急もそうだが、複数のアテンダントが乗務する列車では、バラつきが少ないのが一般的なのだが。もう一人、同じ列車に乗務していた研修中のアテンダントに悪影響が出ないことを祈ろう。
■軽減税率は?
軽減税率が、どうなっているのか確認した。
JR東日本の普通列車グリーン車では、酒は10%、他の飲み物・食べものは8%だった。
小田急ロマンスカーは・・・
まずはお酒のセット。
税込み520円-税額47円=税抜き473円。
税抜き473円×1.1=520.3円。
お酒は消費税10%になっていた。
おつまみは酒以外の食品だから、軽減税率8%になってもよさそうだが、一律10%だ。
次は、弁当とお茶だ。8%の軽減税率適用になるような気がするが、いざ計算。
税込み1180円-税107円=税抜き1073円。
税抜き1073円×1.08をかけると1158.84円。切り捨てて1158円になるハズ。
あれ?1073円じゃないぞ。
8%ではないのかな。
では、10%にして計算してみた。
1073円×1.1=1180.3円。何だ、10%になっている。
小田急ロマンスカーでは、酒だけでなく、弁当などの食品も10%の消費税だ。
そういえば、ホームページには、軽減税率適用対象外と明示されていたっけ。
会社によって扱いが違うのは、なぜなのか分からない。
以前のようにVSE車両で、シートに注文した品を持ってきてもらう形式なら、理解しやすいのだけど。
■メニュー
参考までに、メニューを載せる。
税率が10%だろうと、愛想の良くないアテンダントが一部いても、小田急ロマンスカ―の車内販売の魅力は、色あせない。
また乗りに行こおっと。