岡山と尾道・宇野・琴平の間を走る観光列車「ラ・マル・ド・ボア」に乗ってきた。
「四国まんなか千年ものがたり」に乗りに行った。午後の「しあわせの郷紀行」は席が取れたが、午前の琴平発「そらの郷紀行」の席が取れなかった。
せっかく行くのだから、午前中に何か乗り鉄をしようと思い、「ラ・マル・ド・ボア」に乗ることにした。
日によって行き先が変わり、列車名も変わる。
岡山~宇野は、「ラ・マル せとうち」
岡山~琴平は、「ラ・マル ことひら」
岡山~尾道は、「ラ・マル しまなみ」ととまるなる。
今回は尾道行きの「ラ・マル しまなみ」に乗車した。
2016年に「ラ・マルせとうち」に乗って以来、3年ぶりの乗車となった。
【1】白い車体
車両は、2両編成の電車だ。
白く塗られており、白と黒のオシャレな色使いとなっている。
岡山周辺の瀬戸内は、アートイベントが多く、それに合わせたデザインと言える。
次の写真↓は、倉敷駅に停車中の様子。
運転士・車掌などが、ホームに立って観光客を迎える。
【2】カウンター席とリクライニング席
「ラ・マル・ド・ボア」の座席は、2種類。カウンター席とリクライニング席だ。
写真のように、片方が特急のようなリクライニングシート、反対側が斬新なカウンター席となっている。
この日は、岡山駅でギリギリに乗り込んだため、車内の写真が撮りにくかった。
以前乗った時に撮った写真(↑2016年8月撮影)
カウンター席の上部には、本がインテリアととして置かれている。
カウンター席は、一段高くなっている。
硬い席だが、1時間ちょっとなら痛くはないと思う。
珍しい席だから、このカウンター席がおススメだ。
カウンター席は、1号車の11D~19D、2号車の11A~20Aだ。
【3】車内の特徴
「旅の道具の旅」という素人には分かりにくいアート作品が飾られている。
道具が汽車になって走っているような作品だ。
アートは、奥が深い。
自転車を積み込めるスペースがある。
台数に限りがあるが、予約して載せることができる。
記念撮影ボードも用意されている。
車掌の帽子は、記念撮影にも使えるのかな。
大きな荷物を入れておくスペースもある。
真っ白い大きな箱で、大きめのスーツケースも入れられそうだ。
充電できるコンセントは、リクライニングシートには窓側についている。
私が座ったカウンター席は、2~3席に1か所くらいの割合でついている。
私が席に着いた時には、私の席の「左側」のコンセントを、私の「右隣の客」がコードを大きく伸ばして充電していた。
車内販売の品などを撮るのに、目の前にコードがあっては正直邪魔なのだが、このくらいで、もめる必要もない。
電源を分けられる電源タップを用意していたため、分けて利用した。
電源タップは安いし便利だから、長時間の乗り鉄には、持っていくことにしている。
【4】岡山の見送り
岡山駅では、駅員さんたちが、旗を振って見送ってくれた。
乗車率40%くらいで、列車は空いていたけど、丁寧に見送ってくれた。
発車の合図は、この鐘の音だ。
【5】インスタントカメラ
車掌さんが、その場でできあがるインスタントカメラ(ポラロイドカメラ)で、記念写真を撮ってくれた。
今回は、岡山から倉敷の短区間だけの乗車だった。本当は福山・尾道まで行きたかったけど、「四国まんなか千年ものがたり」に乗れなくなってしまう。そこでやむを得ず、短区間の乗車になった。
ところが車掌さんは、乗車区間を把握してくれていて、「本当は倉敷を過ぎて写真を撮るのですが、お客さんは倉敷までですので、今お撮りします」と勧めてくれた。こういう配慮は、素晴らしい。
「ラマルトボア」の車内販売に関しては、近いうちに。
2016年8月に乗った時の記事は、こちら。
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JR東日本が乗り放題となる「大人の休日倶楽部パス」の期間になりました。
私は今日から、乗り鉄スタートです。ただ、6月から40日連続で仕事のため、仙台以北に行けないのが辛いです。短い日帰り乗り鉄を、繰り返します。