昨年2017年7月から運転開始された観光列車が「ハイレール1375」だ。
運転開始2日目の7月2日に乗車した。
しばらくして、今年2018年の1月と3月にも「ハイレール1375」に乗車してきた。そこで、1月と3月に乗った際の記事を、追加で書くことにする。
【1】ハイレールとは
「ハイレール1375」は、長野県の小諸と山梨県の小淵沢を結ぶ小海線を走る観光列車だ。
全車指定席の快速で、土曜休日を中心に、1日3本(1.5往復)走る。ただし、1月・3月上旬のように寒い時期は、1日2本(1往復)だけの運転となる。
2両編成の青い気動車は、新しくて輝いている。
JRで最も標高が高い1375mの地点を走るので、「ハイレール1375」と呼ばれる。
指定席料金は、やや高い820円。1月に乗った際は、「大人の休日倶楽部パス」の1回分を利用して席を確保した。シーズンオフだから、9日前でも半分以上の席が空いていた。
3月は、青春18きっぷを利用した。快速だから、指定席券の追加で、乗車できる。
【2】今度の席は
ハイレールの座席は、2号車は普通のリクイニングシートだ。
こちらは説明しなくても、分かると思う。
より売店に近い1号車は、3種類の席が混在している。
まず、最高の席が1人用の席「シングルシート」。1号車の10番から16番の席だ。
広めのテーブルが一人で独占できる。座席はリクライニングもきく。足元も広い。最高の席だ。
イマイチなのが4人掛け席「BOXシート」。1号車の8番と9番の席だ。
ただし、この日のようにシーズンオフで空きがある日なら、2人くらいで使えるから、悪くないかな。
今回、2回とも利用したの2人掛け「ペアシート」。
もちろん1人でも席を確保できる。網棚がないから、足元に置くしかない。
そして直角座席は倒れない。でも、大きな窓に向いている席で、よく景色が見える。
【3】予約制の食事
1月に小諸11:43発「ハイレール2号」に乗車した際には、食事を予約した。
地元の食材を使ったオリジナルランチだ。体に優しい自然な弁当だ。
ふんだんに特製ソースがかかっている訳ではなく、素材を極力活かしたランチだ。
写真の右下には、人参が鎮座している。人参が手の込んだ調理されずに、そのままの姿で勝負してくるのだから、質の高い人参を使うしかない。これは凄い。
ランチの中身を、絵で解説している。
素人にとっては、こういうのは助かる。
原材料表示がある。佐久市を中心とした信州産が、大部分を占めている。
ランチには、温かいお茶がついている。
ロゴマーク入りの紙コップは、カッコいい。
弁当は、予約制になっている。
指定席券や運賃と弁当がセットになっている旅行商品もある。ただし、私が利用したのは、弁当&お茶だけ、これをびゅうプラザで申し込んだ。大きく宣伝はしていないが、指定席券&乗車券なしで食べ物だけの申し込みができる。
【4】売店・カウンター
車内販売は、ワゴン販売ではなく、乗客が売店に行って購入することになる。
売店は、2両編成のため、さほど広くはない。(こちら↑の写真だけは2017年7月)
一部は昨年と品目が変わっている。
弁当は無いが、手軽に買える品物が多いのは、助かる。
車内販売メニュー表は、こちら。
【5】車内販売で買った品
車内販売で、買った品はというと・・・。
「八ヶ岳サイダー」
そして「かりんとう」だ。「かりんとう」は、アップルとシナモンの香りがして、美味しい。
これで290円だから、買いだ。
わたしが買って美味そうに食べているのを見た隣の席の客は、食べたくなって買ったら、すごく美味しかったと言っていた。
1月も3月も買った。こういうブログを書いてると、同じ品物を買っても、書く内容は増えないから別の品を買うものだけど、美味いものは美味いんだいっ。
そして、ハイレールの車両が載った「3色ボールペン」も買った。
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長くなるので、駅の様子や車窓などは次回に。
ただし、次の更新は結構先です。
3月末は、転勤・卒業の時期です。
2008年から10年間お世話になっていた人と、別れるのは寂しいや。
「あの人が頑張ってんなら、俺も!」という、エネルギーが出る人だったんですけどね。
テンションが回復するまで何日か、次の記事のアップは、止まります。ご了承ください。
追い打ちをかけるように「スーパー北斗」で車内販売の削減が、6月から始まるし。
(削減内容は、こちら) テンション落ちるよ。
ホントは、3月30日~4月1日にかけて、大好きな観光列車「伊予灘ものがたり」3本、「四国まんなか千年ものがたり」2本の席を確保して、乗りに行く予定でした。しかし、断りにくい仕事が複数入ってしまい、止む無く四国行きを断念。(鮮やかな桜の季節、更に「四国まんなか千年ものがたり」1周年の貴重な日で、余計に無念です。) 四国に行けるのなら、エネルギーが沸くのだけど。