今年の夏の、とある日曜日に、長野電鉄の『特急ゆけむり~のんびり号~』に乗った。長野から須坂、小布施、信州中野を通って湯田中まで走る観光列車だ。
車内販売がある、この特急『ゆけむり~のんびり号~』には、2回目の乗車となる。
車両は、小田急ロマンスカーとして、活躍した車両だ。
運賃に加えて、特急料金100円の追加で乗れるのは、手ごろで有難い。
長野駅のホームには、歓迎するボードがあった。
記念撮影をするのにも使えそうだ。
全車自由席だが、今回も席には余裕がかなりあった。乗客が4倍に増えても、全員が窓際席を確保できるくらいだ。
とはいえ、やはり先頭の展望席は、かなりの人気と言える。ほぼ席が埋まっていた。
千曲川を渡る鉄橋では、景色が良いため一旦停止した。
雨の後だけあって、川は濁っていたが。
途中で新幹線の下を通る。新幹線と「しなの鉄道(旧信越本線)」は並行して走っているため、三社が交わる地点になる。偶然、北陸新幹線が通ったけど、パンタグラフが少し見えるくらいだ。(わかるかな?)
『ゆけむり~のんびり号~』には、車内販売があるのが、魅力だ。
今回車内販売で買ったのは、地ビール・善光寺浪漫400円だ。
野沢菜の「おやき」150円も一緒だ。
小田急ロマンスカーのテーブルが、雰囲気を出す。
今回は買わなかったけど、エリンギにぎり寿司(信州みそ味)も人気だ。
好みは分かれるが、名物は食べるのがおススメと言える。
『ゆけむり~のんびり号~』でなくても、昼間の特急の多くで、グッズの販売も行われる。
グッズは、品切れになっている物もある。
ピンバッジやチョロQが売られててる。
キーホルダーもある。
私が買ったのは、白いハンドタオル600円だ。
キーホルダーは使えないが、タオルなら実用品で役立つのが良い。
昼間の上りA特急なら、須坂駅から長野駅の少し手前・権堂駅までは、13分ほど停車しない。この時間を利用して、車掌が4両編成の車内をグッズを持って販売して回る。車内販売で増収を図るのが目的の地方私鉄だから、販売員を増員するのは現実的ではない。今回の車掌さんは、客の方を全く見ないで、猛ダッシュで車内を往復したものだから、呼び止めにくかった。買いたい方は、要注意だ。
帰りに乗ったのは、成田エクスプレス車両だ。
今回、非常に残念だったことがある。
『北信濃ワインバレー列車』に乗れなかったことだ。
『北信濃ワインバレー列車』は、長野11:01発の特急『ゆけむり~のんびり号~』の3号車で、ワインを楽しめる車両だ。席によって料金は異なるが6000円または7000円で、完全に事前予約制だ。
公式ホームページによると、7月は『北信濃ワインバレー列車』は、土曜日だけと表示されていた。用事かあって須坂に行くのは日曜日。ワイン飲めなくて残念と思っていた。
でも、実際にこの日曜日に列車に乗ろうとすると、ワインが積み込まれていて、3号車には乗客が約半分乗っていた。何だこりゃ? 旅行会社のツアー客らしいが、ツアーなら「3号車1両の定員の半分近くは空いている」と事前に分かるのだから、ホームページに「残席の一般開放のお知らせ」くらい載せてほしいものだ。増収にもつかながるし。
車内販売員にやんわりと苦情を言ったら、「また乗りに来てください」・・・長野電鉄ってバラバラのようだな。
乗車してワインを飲んだ方のサイトはこちら↓
http://train-hotel.net/kitashinano-winevalley.html
乗れなかったから、あまり紹介はしたくない気分なのだけどね。