車外断食★1日目★ | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 1日の食べ物・飲み物を、車内販売だけで過ごし、それ以外は水も飲まない「車外断食」を、九州旅行ですることにした。

 スマホで乗車当日にコメント入れたものを加筆編集して、写真を加えて見やすくした。

【1日目の日程】のぞみ1号に乗り西へ。JR西日本のSLやまぐち、みすず潮彩に乗り、九州に入る。

 東京駅からののぞみ1号に乗車した。春休みのためか自由席は満席で、立客もちらほら。
 前日に飲み会に出たこともあり、睡眠時間は二時間半だけ。眠いっ! 
乗ってから気づいたのだが、熟睡しては、車内販売で朝食を買えない。睡魔と戦っていたら、三島付近で来た来た!
 ワゴンでなく腕にカゴをさげて、ホット珈琲とサンドイッチだけを売りにお姉さんが来た。400円のサンドイッチと300円のホット珈琲のセットで500円。これは安くていい、と感じてセットで買った。そして美味い!販売員が丁寧で好感持てたので、更に美味く感じた。
 5分もしないうちに、ワゴンが来た。次にいつ買えるか分からないのでポカリスエットを購入。また睡魔に襲われ、しばらく仮眠をとることにする。

 乗った新幹線は、新大阪を過ぎると、半分が空席となった。販売員も、JR西日本に交替する。
 新神戸の手前でワゴンが来た。先頭1号車からワゴンが乗り込んだから、一通り早く回るのに短時間で済む。
 買ったのは、ワッフルとコーラだ。後から考えたら、おにぎりとお茶の和風の朝食セットもあるので、それを食べて比較すれば良かった。



 のぞみ1号は下車する新山口は停車しないため、広島で、のぞみ3号に乗り換えた。のぞみ3号に東京から乗れば良かったのだが、乗り換えすることで、車内販売を数多く利用できる。朝食セットは終了したとのことで、ポカリスエットを買う。なぜか喉が渇く。
 これで本日の利用は、4回目。



 新山口からSLやまぐち号に乗った。
 山口駅までの21分の短時間の乗車なので、車内販売が来るのを待つわけにいかない。そこで、5両編成の車内を探したが、見当たらない。やむを得ず車掌さんに尋ねたところ、車内販売はありません、との返事。
 何だと?!!
 JR西日本のホームページには、車内販売があると明確に書いてあるのに、何だこりゃ?!。特に客が多い三連休で、車内販売無しとは、、、。
 次に乗る みすず潮騒は、短い二両編成で、本当に車内販売があるか不安だ。



 SLやまぐち号には、車内販売無しでガッカリさせられたが、「今度こそ」という思いで、山陰線の小串駅から みすず潮彩号に乗った。
 これが大当たり、素晴らしかった。短い二両編成で、うち一両は地元の客向けの自由席なのに、車内販売があり、観光色が強い列車だった。

 売店には、も列車のコンセプト通りのメイド服のお姉さんが静かに座る。腹も減ってきたが、弁当はないので、地元のどら焼きを2個と、お茶を購入。ストラップ500円も購入。

※「みすず潮彩号」の詳細に関しては、後日まとめます。

 関門トンネルを通り、九州に入った。門司港にある九州鉄道記念館を見学した後、今日の宿がある博多まで特急ソニックに乗った。
 小倉から博多までは、大抵車内販売が回ってくるのだが、弁当が買えるか不安だった。明日の朝まで飲まず食わずで過ごすわけだから、今日最後の車内販売で腹一杯になる必要がある。

 黒崎を過ぎてワゴンは来たが、残念ながら弁当はなかった。仕方無く、あんぱん、竹輪、ビールで計670円。最低限の物は食べられたから、まあいいや。
 ただ、「遅い時間まで弁当を売る」ということは、「弁当の売れ残りを増やす」ことにつながる。更に「環境に優しくなく、赤字を増やす」ことにもなるため、弁当の売り切れは仕方ないことと考える。


 これで車外断食一日目が終了。弁当食べられないのは、こんなに辛いとは思わなかった。

本日1日目の車内販売利用回数・・・6回