「もりよし」秋田内陸縦貫鉄道 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 現在、車内販売利用の旅を続けているが、今回は秋田内陸縦貫鉄道だ。

 奥羽本線の鷹ノ巣駅から、14:24発の急行「もりよし3号」に乗る。

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 300円の料金が必要な急行であるから、特別な車両かと思っていたら、普通の1両編成のディーゼルカー。車内の席も、大部分が4人掛けのボックスシートだ。やや拍子抜けした。

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 実はこの日の朝、特急のような車両を見ていたのだ。廃止が間近と言われてているブルートレイン「あけぼの」で、朝に鷹巣駅を通った時には、秋田内陸縦貫鉄道のホームに、次の写真のような車両が停まっていた。(この写真は阿仁合の車庫)
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 主な目的は車内販売の利用なので、豪華な車両でなくても良いのだけど・・・と思っているうちに、鷹ノ巣駅を発車。

 

 アテンダントさんは7名在籍しているようで、私の乗った「もりよし3号」は、途中の阿仁合で交代すると放送で案内があった。

 アテンダントさんの仕事は、どちらかと言えば観光案内が主と言ってもよいくらいだ。「阿仁川は、シーズンになると多くの人が釣りをしに来る」「駅名に多く使われている『内』の語源は、アイヌ語で川の近く」「全線で橋は322もある」などなど。観光客には、ありがたい案内だ。
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 観光案内がない区間になり、車内販売のワゴンが巡回してきた。飲み物、記念グッズ、地元の食品の3本立てだ。

 秋田の方言も混ぜて、お客さんにお土産を勧める。このやりとりを車内放送(拡声器)で他の客にも聞こえる。これは上手い方法だ。

 購入したのは、クリアファイル200円を2枚、地元産のリンゴジュース、お菓子、燻製はたはた合計860円也。
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 阿仁合で、ベテランアテンダントさんが、若手のアテンダントさんに交代した。若手とはいっても、観光案内のアナウンスは、とても上手く立派だ。かなり勉強したと感じた。
 交代したアテンダントさんは、沿線の観光案内のチラシを配布して回った。そしたら私を凝視!何かと思ったら「青い森鉄道の方ですか?」と聞かれた。実は
先週、青い森鉄道に乗って、車内でキャラクター「モーリー」のピンバッチを購入して、これを服につけていたのだ。よく見ているなと感心しつつ、私は「各地の車内販売を利用しているマニアです。」と答えた。青い森鉄道に乗車した時の話はこちら↓。

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11712857802.html

 乗客のおじいさんが、アテンダントさんに「最近暗くなるのが早いねえ」と声をかけた。すると若手アテンダントさんは「ここ1週間くらい急に早くなった気がしますね。今日みたいに天気が良くない日が多いのもありますけど・・・」と、倍以上の言葉を返していた。コミュニケーションを大切にする姿勢が、ここでも表れているなと実感した。

 若手アテンダントさんから、あらためて車内販売を利用した。
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 地元北秋田市の業者が作った焼きドーナツ(チョコ味)と、テレビでも紹介された「もちもち三角」というバター餅、計560円を購入。

 この時点で列車に乗っていた7組(8人)のうち、5組が車内販売を利用した。驚きなのは、記憶によると前のアテンダントさんから3~4組は、既に何か購入していたという点だ。1回買った人が多いのに、再度買いたくなるのは驚きだ。この点は後日またまとめる。

 

 始発の鷹ノ巣で切符を買ったが、分厚い硬券だった。最近は、まず見ない切符だ。こんなところもローカル線らしくて素敵だ。
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 車両が普通すぎて、最初は大丈夫かと思ったが、最新鋭の豪華車両を利用したいのなら、ローカル線には行かない方がいい。ローカル線の特長である、自然と温かみが十分感じられて、満足した。

 角館から乗り継いだ最新車両の「スーパーこまち」では、隣の席の運が悪かった。盛岡からはタバコの臭いが強烈な人が隣、仙台からはヒジをヒジ掛けを大きく超えて平然としている人が隣で、めげてしまった。

 やはり、立派な車両に乗れば、幸せな気持ちになるとは限らないと改めて感じたのだった。

 

 

「もりよし」に2015年に乗った時の記事は、こちら↓

 

 

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12022578896.html