【幸せは光に向かって進むこと】

　上を向いて歩こう

　涙が溢れないように

　思い出す　春の日

　一人ぼっちの夜

　　　　　　（作詞　永六輔）

　坂本九さんの大ヒット曲です。

日本だけではありません。1963年には、全米のヒットチャートで1位を獲得。その後、三週間も首位を守り続け、やがて世界に広がっていきました。

　地球の人々が、

「泣きながら歩く」

「一人ぼっちの夜」

に共感したのではないでしょうか。まさに、自分と同じようだと…

下を向いていたら、心が暗くなるばかり。いつまでたっても苦しみは解決しません。

坂本九さんは、明るい歌声で、

「幸せは雲の上に」

「幸せは、空の上に」

必ずあるのだから、

「上を向いて歩こう」と、私たちの背中を押してくれているのです。

　幸せは、光に向かって進む人に。

　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

群衆は、眼中におかない方が身体の薬です。

　　　　　　　　　　　　　　夏目漱石

　新人の作家で、まだ大学生だった芥川龍之介の小説『鼻』が、文芸雑誌に載った時のことです。夏目漱石は、次のような手紙を芥川に出しています。

　「大変面白いと思います。（中略）

敬服しました。ああいうものをこれからニ、三十並べてご覧なさい。文壇で類のない作家になれます」

大文豪からこんなに褒められたら、芥川は舞い上がって喜んだでしょう。

　漱石の手紙はこう続きます。

「しかし『鼻』だけでは、おそらく多数の人の目に触れないでしょう。（中略）そんなことに頓着しないで、ずんずん御進みなさい。群衆は眼中に置かない方が身体の薬です」

　一文字一文字、身を削る思いで、言葉を選んで文章を書いても、読者の反応はまちまちです。無視されたり、馬鹿にされたり。褒められたり、笑われたり…

そんな群衆の批判を気にしていたら、精神を消耗し体を壊してしまいます。

　漱石は「周囲の声に一喜一憂せず、自分の目的に向かって進みなさい」と教えたのでした。

　後輩を思う漱石はどこまでも優しく、さらに例えを使ってアドバイスをしています。

　「牛になる事はどうしても必要です。我々はとかく馬になりたがるが、牛にはなかなかなり切れないのです」

「焦っては不可（いけ）ません」

「うんうん死ぬまで押すのです。

牛は超然として押して行くのです」

　たとえ牛のように進みは遅くとも、自ら決めた目的に向かって、着実に歩むことが大切なのです。

　わたくしも今、同じ状況にあります。

新本に対して厳しいご意見を頂きますが、礼節を弁えず、相手（わたくし）を愚弄する酷い言葉を使ってこられる無名の方々の何と多いことか。

意見は意見として、参考にさせて頂くも、人間性を批判する言葉を使われる方々の何と多いことか。

しかしそれは「ガッテン承知の助」の事。漱石の言葉の意味がよく分かりました。

　　　　　　　　　　　　　　　釈正輪　拜

講話会

◯8月6日（火）12時より

　横浜市青葉区あざみ野（ランチ講話会）

◯8月6日（火）19時より

　東京都中央区　新富区民館

どなたでもご参加いただけます。

お気軽にお越しください。

ツアーのお知らせ

🧚‍♂️8月31日（土）〜9月1日（日）

　奈良県　天河大弁財天社ツアー

『天河大弁財天社ツアーのお知らせ』暑中お見舞い申し上げます皆様、暑い毎日ですが、お元気でお過ごしでしょうか。暑いけれど、波動を上げて過ごしましょうさて、毎年恒例の天河神社ツアーを今年も夏に行い…

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🧚‍♂️9月15日（日）

　埼玉県　竹寺ツアー

『竹寺・ご祈祷と滝行のツアーのご報告と次回の案内』皆様、こんにちはまだ7月前半だというのに４０℃に届きそうな日が続いておりましたねそんな中、7月7日に埼玉県飯能市の竹寺にて、カバラの瓢箪ご祈祷と七夕のご…

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記載責任者

シャムロッククリエイティブ株式会社

代表／釈正輪　秘書　赤荻由那

http://www.shamrock-creative.com

info@shamrock-creative.com

日々是好日 【幸せは光に向かって進むこと】 2024.7.30

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