×新玉の僧のまどろみ岩の松→季語を変える。
岩の松は、岩の窪みにゴミが溜まり其処に
雨水が溜まり偶然に松の実が落ち芽を吹き、ゴミと水で松が成長し、年数を経て立派な
岩の上の松になる。根性の松として禅宗の教えに出て来る。
もうこ ほうがんびいき なおいかぜ
◎蒙古にも判官贔屓儺追風→珍しい季語で良い。
正月の季語、この風に乗り義経は蒙古へ
〇木枯や多摩御陵の星あまた→「新玉の多摩みささぎの星あまた」に添削。
御陵の木々がごうごうと鳴り、神聖な森の
上に数多の星が輝く。
〇熊穴に銀のしずくを眼裏に→熊祭の方が良い。
銀の滴降れ降れはアイヌの神謡、生きとし生ける
全てを神とする伝承。熊もまた神である。
〇婆の炊く風呂吹大根潔し→上5を婆様のに添削。
良い味は、レシピの通りで無く、いさぎ良く、
パツパツパツと作られた家庭の味である。
×振る傘の滴の行方一茶の忌→上5を振る蓑のに添削。
忌日の句は季節を感じる言葉を入れる。
傘に付く滴、飛んでいく滴、様々で一茶の
生涯も順風で無かったが、俳人として後世の師となった。
眞雲天