◎村自慢奇岩笑岩梅月夜→梅月夜がイメージを広げる。
それぞれの岩に名前が付いている
間を登って行くと寒い凛とした月光に白梅が香る。
沢の音も心地良い。
みみたぶ
◎白梅や耳朶に触る髪に触る→良い。
香りに誘われ鼻を近付けると
体中で、梅を感じる。桜とは違う花見だ。「触る」は古語。
こすき
春暁の魚のやふな樹透かな→魚の様なが解り難い。
メタセコイアの枯れ枝に朝日が
薄っすら当たると魚の骨の模様に見える。
こうじむろ
◎麹室隣るアトリエ落椿→「アトリエ隣る」に添削。
相模原、「清水龍雄」画伯の生家は
麹屋さん。麹小屋の道路側は家の高さの椿の生け垣だった。
カギの手の巨大な垣根の落ち椿は凄味があった。麹作りと
関係が有ったのか?画伯は長男、二男が後を継いだ。
私の家は道を挟んだ隣だった。
◎南京虫母の自慢や春彼岸→南京虫を清記用紙に南京豆と誤記
され、話題になった。
全日空機内で一人のスチュワーデス
だけが時計を内側にしていた。本人に理由を聞いたら、物に
引っかかり難い為と言っていた。見る仕草が日本なでしこで良いと
褒めて置いた。母親のあの小さな時計を思い出す。
眞雲天