中学生の3年生の夏休みから僕は高校受験に向け塾に通う事にした。
そこの塾は同じ中学や隣の中学から来ている子も沢山いてみんなで楽しく授業を受けていた
学校帰りに塾で勉強して家に帰るという流れになっていた。
受験が少しずつ近づくにつれて塾は月、水、金だったのが、月、水、金、土の週4回になっていた。
土曜日は給食は出なかった為、家に一旦帰ってご飯を食べてから塾に行っていたのだが、その日は、友達に誘われて4人で塾の近くのラーメン屋に初めて食べに行った
注文したラーメンは誰もかぶる事なく、みそ、しょうゆ、塩、僕はチキンカツラーメン🍜というのが気になり注文した
みんなの注文したラーメン🍜は出てくるのが早く、僕のはチキンカツも入っていた為、若干遅かった(;ω;)
でも、待ったかいがあった
チキンカツラーメンは当たりだった🍜
めちゃくちゃ美味かった
しょうゆベースのラーメンにチキンカツの合うこと合うこと
あまりにも美味しかった為、チキンカツは全部食べてしまったが、友達にも味見をさせるとみんな俺もチキンカツにすれば良かったなぁ(T_T)ってなっていた。
僕はドヤ顔をし「今度注文したらいいよ」
と常連っぽく言ってしまった事は今でも思い出したら恥ずかしくて後悔している(´・_・`)
みんなラーメンを食べ終え、お喋りしながら塾に向かった
土曜日は学校が早く終わる為、塾もいつもより早く始まり、4時間の授業があった。
お腹もいっぱいになったせいか、1時間目の授業は若干眠くなっていた🥱
1時間目の授業が終わる10分前くらいから僕は急な腹痛に襲われた
なんと、チキンカツラーメン🍜は美味しい当たりでもあり、違う意味(食あたり)でも当たってしまっていた
音は外には聞こえてないが、お腹の中ではギュルギュル感が止まらなくなっていて、眠気も覚め、僕は冷や汗💦を掻きながら、じっと時計を見つめていた
1時間目が終わると僕は、トイレ🚽に駆け込もうとしたのだが、トイレ🚽はもう6人ほど並んでいた((;゚Д゚))
悲しい事に塾のトイレは1つしかなく、男女共同だったのだ( ;∀;)
もうダメかもしれない( ;∀;)
心の中で、つぶやいた…
そんな弱気な自分に僕は「これ我慢できたら高校う〜かる♪」と励ましながら、先生に今日体調悪いんで帰りますと塾を早退した。
僕が中学生の頃には、家までの帰宅途中にスーパーやコンビニなど全然なかった為、家までトイレを我慢という試練が待ち受けていた
一歩、また一歩とゆっくりと進んでいった。
腹痛には一定の波が🌊あり、その波🌊が来る度歩みを止めしずまるのを待った。
他人から見れば、それはまるで1人ダルマさんが転んだ状態(・Д・)
いつもは30分ほどでは家に帰るのに、30分超えてもまだ半分にも満たしていなかった。
そんな時に限って、お喋りの友達に出くわしてしまう
僕は、冷や汗💦をかきながら
「今時間ないから2分くらいならいいよ」
友達「そういえばこの前さ……」
僕は肛門様に全集中していた為、僕の耳には友達の声は届いていなかった。
そんな時❗️大波が襲ってきた‼️
僕の体は自然と両手を広げ、天を仰ぎ、足を若干クロスさせ、映画「ショーシャンクの空に」を思い出させるような格好になっていた。
友達は僕の尋常じゃない冷や汗💦とその格好を見て、 おぉぅぅまたね(゚д゚lll)っと去っていった。
僕にはタイムリミットが迫っていた。
少し早歩きになり、波が来る、耐える、また早歩き
家に近づいてきた。
あと少し、あと少し、自分に言い聞かせた。
大丈夫!絶対間に合う!アウトにはならない!
僕は言い聞かせた!
家の門を開け
玄関(限界)を突破し
ベルトを外し
便座に座る前に
ちょっと出た(う◯こ)
ギリギリァゥトだったぁ〜
大人気ないが、僕は3日間ほど、帰宅途中で話かけた友達と口をきかなかった