小学生が「棄てたい」もの | 紙風船

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中学校と高校で社会科を教えています(いました)。街探検や銭湯が大好き。ピクトグラムや珍しいものが好き。でも一番の生きがいは、子どもたちに「先生の授業、たのしい」と言ってもらえることです。

とても素敵な記事を目にしたので紹介します。

月刊教育雑誌『たのしい授業』2023年1月号(現在発売中)。

「今年の目標を漢字で表すと」――

長嶋照代さんという小学校のセンセイの記事です。

 

毎年末に「今年の漢字」というのが発表されます。

2022年の漢字は「戦」。

ロシア・ウクライナ戦争があり,

残念だけれどまぁ妥当かなという印象。

 

長嶋さんのクラスでは

「今年の気持ち(目標)を漢字一文字で表す

」ということをしたそうです。

A4用紙にカラーペンなどで思い思いに選んだ漢字一字と選んだ理由を書き,クリアファイルに入れて教室に掲示する.

(詳しくは『たのしい授業』誌をごらんください)。

 

「元」「夢」「勇」などと並び「棄」と書いた子どもが。

さて,その理由は何でしょうか。

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ダウン

ダウン

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いらないものはすてる。

戦争放棄がつづくといい。

 

ジ~~ンときちゃいました。

 

『たのしい授業』1月号。

ほかにも読み応えのある記事が満載です。おすすめします。

・「〈なんとなくわかる授業〉の「これまで」と「これから」」

・習熟と理解について

・「10までの数」となかよくなろう!

・派生語がうまれるとき

・私,教師は目指していません

などなど。