今日は東京都議会議員選挙の投票日。これから投票に行ってきます。外は・・・小雨。
さて,昨年の今頃,ボクは一つブログを書いて大いに恥をかきました。
東京都知事選挙について,投票率も,得票順位を予想して書いたのですが,大外れ!
それでもめげずに今回も予想してみます。
まず投票率。前回は51.28%。今回は40%スレスレかな。
実は,東京都議会議員選挙の投票率はおもしろい動きをしています。1993年選挙から50%→40%を3回繰り返しているのです。
それで,前回2017年選挙は50%台だったので今回は40%台・・・。
まぁこれは冗談に近いですが。
何といっても今回の選挙には「争点」がない。
前回は「築地市場の豊洲移転問題」やら「都議会のドン」やら話題がありました。
選挙が終わったら結局すべてウヤムヤになっちゃったけれど。
そうそう昨年の都知事選は,立候補者の皆さんもそれぞれかなり「独自の主張」をお持ちで,政見放送も楽しかった
今回はそんな話題がすべてまったくない。
「オリンピック中止」を求める人もいるけれど,これは都議会レベルで動く話題でもない。
「コロナ対策」も別に目新しい対策を出している候補者がいるわけでもない。
「争点がない+悪天候+コロナ禍による高齢者層のホームステイ=低投票率」。投票率40%台スレスレの予想は当たる気がします。
それではこの低投票率は,どの党に有利に働くか。
まず,基礎票がしっかりしている共産党はいいでしょう。
公明党は本来望ましい展開のはずですが,支持層の急速な高齢化と党との距離の広がりを思うと,現状維持は苦しそう。
自民党は前回都民ファーストにさらわれた票が戻ってくるので,うまくすると倍増。
都民ファーストはよくて半減。「病み上がり」の小池知事に支持率が高まっているという報道がありますが,小池知事を応援するために,都民ファーストへ投票に行くとまでモチベーションが高まる人がどれだけいるか?
立憲民主党はどうだろう?好材料はないけれど,政権批判票はとりこめるかな?自民党と同じように前回都民ファーストにさらわれた分は回復できるでしょう。
以上,「床屋政談」の域を出ない話題で「社会科のセンセイ」としては恥ずかしいのですが,一応書いておきます。
明朝にどんな結果が出るやらドキドキです。