今日は「母の日」。
むかし中学生に向けた学級通信で書いたことを載せます。
ここから--
いいこ いいこ
作詞:糸井重里 作曲:矢野顕子
たまにね
たまにね ほんとに たまにね
おかあさんも ほめられたい
さくらの季節に いちどだけとか
そのくらい たまにでいいんだ
いいこ いいこ いいこ いいこ
たまにね
たまにね ほんとに たまにね
おかあさんも なでられたい
ついでみたいに ささっとだけでも
そのくらい たまにでいいんだ
いいこ いいこ いいこ いいこ
おかあさんもほめられたい
(「いいこ いいこ(GOOD GIRL)」『LOVE LIFE』epic/sonyより)
今日は「母の日」です。あなたたちはもう14,5年間も「子どもをやっている」ので(変な表現かな?)お母さんが自分の世話をしてくれるなんて「あたりまえ」のように思ってしまっているだろうけれど,そんなものでしょうか。
我が家の息子Kくんが6才頃の話です。
ある日ボクが帰宅してドアを開けるなり,涙と鼻水でグシャグシャの顔をしてKくんが飛び出してきました
「オンマ(韓国語で「お母さん」)なんかキライ。バ~カヤロ~,あっち行っちゃえ~~」と大騒ぎ
何事かと思ったら「ドラえもん」を見ながら録画していたところ,奥さんが最後の予告が始まる前に消してしまったというだけのこと。だけど,Kくんにとっては一大事らしく,この騒ぎ。
奥さんもすっかりアタマにきてしまい,大ゲンカに発展(この後どうなったかは省略)。
ところが翌日。
ボクが帰宅するとKくんはオンマのお膝の上でご飯を食べさせてもらっているところ
「オンマのご飯おいし~い。どんなお店よりおいし~い」なんて言われて,奥さんも「Kちゃんにそう言ってもらえると嬉しいなあ~」とトロトロの笑顔になっちゃっています。
「Kちゃんは本当にいい子だなあ,オンマだ~い好き」と奥さんが言うと,Kくんも「オンマもおいしいご飯を作ってくれていい子ですね」な~んて,奥さんの頭をなでなで・・・
「まったく二人とも昨日と正反対なんだから」と心の中で苦笑いしつつ,見ているボクもニコニコしてきちゃいました。
あなたも何かの時に「お母さんがいてくれてありがたいなあ」「大好き」なんて感じる時があったら,照れくさいかもしれないけれど,ちょっと口にしてみたら。きっと喜んでくれるはずです。
--ここまで。
さて,ちょっとこのあと独り言をつぶやきます
実は,このブログは昨年(2020年)に書いたものです。
2020年の新学期は緊急事態宣言下の休校でした。
まだオンライン授業も開始されない時点で,「子どもたちのためにできることがない」ことに呆然。
誰かと関われないことがこれほどツライとは・・・
そんなときに,センセイ仲間がブログを始めたのを知って,なんとなく
ボクも始めてみたのです。
初投稿は5月7日。
初めて「いいね!」がついたのが,この「いいこ いいこ」でした。
ここまでボクのブログを一度でも読んでくださった皆さん,
ありがとうございました。
もうちょっと続けてみたいと思います。
よろしかったら,またのぞきに来てくださいませ。