日本の裁判所の頂点に立つ最高裁判所を見学してきました。

ここは見学コースの集合場所の南門です。地下鉄永田町駅から5分くらい。

見学可能な日は毎週火曜と木曜です。職員のガイドツアーで、時間は35分。無料。撮影不可。

最高裁の建物は、茨城県の御影石でつくられています。

これが最高裁大法廷です。ここは見学できます。(撮影不可、画像はwiki から引用)

大法廷は最高裁裁判官全員15名が参加できます。後ろの扉は自動ドアになっていて、観音開きで開くと、裁判官たちが入場してきます。

 

大法廷が開かれるのは重大事件のみ。例えば「違憲審査」は、大法廷で判断されます。ちなみに最高裁判所のことを「憲法の番人」と呼びます。

 

大法廷は平均して年に1、2回開かれるかどうかだそうです。2019年は一度も開かれませんでした。

 

最高裁で開かれる「上告審」のほとんどは、裁判官5人ずつの小法廷で裁判が行われます。

↑HPで拾った小法廷の画像。最高裁には3つの小法廷があり、年間100件くらいの「上告審」が行われる。

 

最高裁大ホールにあるブロンズ像「正義」です。

片手に「公平」を意味するてんびん。片手に「正邪」を断ずる強い意志を表す

 

 

見学コースは時間が短いので、大法廷を見学したらほぼ終わり。写真撮影ができないので大したレポにならなかった。正門前まで散策してみます。

 

三宅坂の「平和の群像」です。

三宅坂には戦前は陸軍参謀本部があり、この地にも寺内正毅・陸軍元帥の騎馬像が立っていました。戦後は平和の女性像へと転換をしたのでした。

 

ちなみにここは江戸時代は、田原藩(愛知の渥美半島あたり)屋敷があったところ。

ここは渡辺崋山の生誕地でもあります。田原藩の家老でありながら、蘭学者、画家としても活躍。しかし蛮社の獄で処罰されて自害しました。

 

ここが最高裁正門前です。テレビなどでよく映される構図です。

 

 

アニメで裁判の仕組みを学びましょう!

 

 

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