西原良三

売上高の伸び率は毎年10%以上を記録するなど、安定的かつ鋭角な発展をし続けるのが株式会社青山メインランドです。その代表、社長である西原良三さんは、30年の時間をかけて事業を育て、主力となる商品を提供してきました。最大のシリーズはメインステージシリーズと呼ばれる投資用マンションですが、もちろんこれだけが青山メインランドの商品ではありません。他にはどのような商品があるのか、どのような事業を手がけているのか、まとめました。

 

西原良三
メインステージシリーズが投資用マンションですが、居住用マンションも手がけています。それがランドステージシリーズです。その中の1つであるランドステージ両国、その中のとある物件を見てみると、リビングダイニングキッチン、2部屋の洋室、1部屋のサービスルームで構成されています。サービスルームが6畳もあるため、ここを物置スペースにすると仮定すると、かなりの収納が期待できます。都営大江戸線両国駅から徒歩2分、JR両国駅から徒歩7分、錦糸町まで歩いて行ける距離になり、立地面は最高です。通勤通学を考えるのであれば申し分なく、3LDKまであるので、居住用として最適です。メインステージの中にはランドステージのような仕様になっているところもあり、バブルの時期から増えているDinks、共働きで子供のいない世帯向けの物件も好評です。

 

西原良三
投資用マンションで重要なのは、実際にそのマンションに居住してくれるユーザーの存在であり、その管理です。この管理が行き届かないと早々に出て行かれたり、オーナーの財産を毀損するような使われ方をされたりし、オーナーが本来手に入れられる利回りを提供できないことになります。これを避けるため、青山メインランドでは、賃貸管理業務も行っています。一括借上げ契約でオーナーから預かり、2019年の年度末時点で99.6%という入居率を誇る青山メインランド。自社で入居者の募集をするのではなく、仲介業者にも協力してもらって、すぐに入居者を確保し、空き室の時期を極力少なくします。もちろん、その部屋に住む住居者にとっても納得のいく品質、満足できる質でなければならず、そのあたりの配慮も行き届いています。
一方、こうしたランドステージ、メインステージをどこに建設するのか、どのように供給するのかを考えるのも大事な仕事であり、ニーズをつかむことは非常に重要です。そのため、開発や流通にも青山メインランドは力を入れています。青山メインランドはその多くが東京23区にあり、その周辺エリアである横浜でも分譲を行うなど、用地を実際に確保し、企画し設計、施工、ここまでの一連の流れを開発事業では担います。流通に関しても中古マンションの仕入れを行い、自社で建設せず、現在あるマンションを買い取って、環境を整えてから提供するようなこともやっており、物件の買い替えにも積極的です。

 

西原良三

青山メインランドの物件が広く支持されるのは、立地がとてもいい点。先ほどのランドステージ両国も総武線などが走る両国駅まで徒歩7分、主要駅である錦糸町まで徒歩20分程度と徒歩圏内であり、健康志向、節約志向のある人であれば錦糸町駅から歩く人もいるはずです。東京に住まいを確保したい人の願いは、通勤通学での労力を最小限にしたいという思い。この思いに応えるのが青山メインランド、西原良三社長の考えです。また、新しいものをあえて追いかけず、基本的、基礎的なものを大切にするのも投資用マンションを長らく手がけてきた青山メインランドの強みでもあります。
西原良三

このように複数の事業があって、青山メインランドは構成されています。沿革を見ると、1999年に今のメインステージ、ランドステージに統一されており、20年の歴史があることがわかります。その間、供給戸数は全体で2万戸に迫る勢いを見せ、首都圏における投資用マンションの供給ランキングでは上位に入るなど、存在感を見せるまでになっています。そこにはただ単に供給するのではなく、安心して購入してもらえ、納得して利用してもらえる環境づくりやニーズをつかむことも欠かせません。

西原良三
「あなたの大切なもの大切にしたい」という青山メインランドの企業理念は、西原良三さんが大切にする部分であり、この理念が反映されるようなことをこれまで行ってきています。売りっぱなしのような状況ではここまでにはならず、アフターケアだけでなく様々なオーナー向けのイベントなどを企画して、ブランドの価値を少しでも高めるようなことを行ってきたことも要因として挙げられでしょう。

それに従事する社員もやる気と情熱を持ち、感謝の気持ちを忘れずに仕事に励んでおり、青山メインランドの存在感は年々増し、不動産投資を考える、意識の高いサラリーマンなどからの支持は今後も落ち込むことはないはずです。西原良三さんの次の一手、このあたりにも注目が集まります。