不動産業界は男性中心の職場であり、女性の営業はなかなかいないし、出世も難しいのではないかというイメージを持つ方が多いようです。女性ばかりが勤める不動産業界の会社というイメージを持つのは大変で、紅一点の光景を思い浮かべる方が早いかもしれません。しかし、青山メインランドに関しては実は課長職に就く女性の割合が半数に迫っており、ギリギリ過半数を男性が抑えている状況。つまり、女性が活躍しやすい環境を青山メインランドは整えていることが言えます。

青山メインランドの代表取締役社長である西原良三さんは女性が活躍しやすい環境を作り上げ、社員にとってやりがいを感じやすい職場を整備してきました。西原良三さんはどのような人材を求め、実際にどんな人材がいるのかを解説します。

とある男性マネージャーの話
西原良三

最初に青山メインランドで働く社員についてご紹介します。2016年に入社した営業マンは、元々親族に青山メインランドと同じ資産運用タイプのマンションに関連した企業に勤め、その業界に対する興味関心を強く持っていたそうです。そして、自然とその業界への興味が強まり、結果的に業界トップである青山メインランドに入社することになります。その中で入社の決め手になったのは実力主義という部分でした。年功序列ではなく、男女関係なく結果を出せばそれが評価されていくところに良さを感じたとのこと。そして結果さえ出しさえすれば年齢・性別問わず、成果に応じて評価する実力主義であること。

もう1つは結果さえ出せばすぐに昇進昇格が待っている点です。事実、最初の1年で昇格する人もいれば課長のポストを得るのに数年程度しかかからなかったケースもあるんだとか。青山メインランドでは実力主義を強化しており、そのため、女性の管理職がかなり多く、男女同数にかなり迫る状況となっているのでしょう。この方にとって大事にしていることは、会社が求める目標を達成すること。目標を達成することは営業担当からすればかなり大事なことであり、目標を達成した時の喜びは格別なんだとか。

こうしてわかることは、青山メインランドに対してやりがいを求め、結果を出してみせるという強い気持ちを感じさせる点です。西原良三さんからすればまさに狙い通りというところなのかもしれません。

女性社員は何を思うのか
西原良三
先ほど紹介した男性の営業部員と同期である女性の営業部員は、不動産業界の中で就活を行っていたそうです。ただ先ほどの男性と違うのは不動産と言えば賃貸のイメージが強く、青山メインランドのような資産運用のマンションという観点は持ち合わせていなかったとのこと。ただ調べていく中でマンションが結果的に年金対策などになっていくことに驚きを感じ、段々と興味を抱くようになっていき、最終的に青山メインランドや同型の会社をメインに就活を行い、青山メインランドへの就職を決めます。

この女性の営業部員が青山メインランドに入社するに至ったのは、選考に参加していく中で社員との交流機会が多かったことをポイントに挙げています。その社員の人たちがとても楽しそうに仕事をしていく様子は、自分がもし入社したらきっと自分はこのように働けるのだろうというイメージにもつながっていき、内定が出たらすぐに入社を決断します。

この女性の営業部員にとって大切にしていることは、前向きにとらえること。青山メインランドでは成長を第一に考えているため、強く成長を促す機会が多々訪れます。褒めて伸ばすケースもあれば厳しく指摘して自覚を促すケースもあります。最近の若い世代はあまり厳しく指摘されることに慣れていないと言われますが、この女性の営業部員は自分の成長を促すためにあえて厳しく言っているんだと理解しており、それをプラスに捉えています。

管理職もかつては若手だった
西原良三
厳しい指導を経験し大きく経験する若手社員たちですが、では、これまで厳しい指導をしてきた側も若手だった時代があります。青山メインランドの管理職を務める人物も若手の時は同じような指導を受けてきたそうです。しかも、バリバリのエースだった人物が管理職に就いているものの、実は最初の数年はあまりうまくいかず、自分自身もかなり怒られていたと言います。

では、この管理職の人物はなぜ復活できたのかといえば、それもやはり上司の指導がきっかけでした。その方自身も厳しい指導だったものの、後先をしっかりと見据えた指導であり、そこには優しさがありました。そして、絶対に見捨てないという強いメッセージを上司が与えたことで、それが勇気となり、懸命に頑張れるようになったそうです。だからこそ、管理職になった今、その社員にやる気や根気がある限り、決して見捨てないという意識は強くもっているようです。

管理職としてマネージャーとしてのポジションに立った状況で、いかに部下たちを活躍させていくかを自分なりに考えているんだとか。自分が上司にされたことはあえてしないで、お客様ファーストになるよう、意見を伝えているとのこと。そして、自分自身が上司から力強いサポートを受けたように、自分自身も同じことをしてあげて、部下に言ったことは何が何でも守ることを考えているんだとか。青山メインランドの伝統は着実に管理職から若手社員へ伝わっていくことがよくわかります。

西原良三さんは何を思うのか
西原良三
青山メインランドの代表取締役社長である西原良三さんは、社員に何を求めているのか。それは自分で成長でき、お客様ファーストで物事を考えられる人物であるかどうかです。自己研鑽を求めるのが青山メインランドの伝統のようなものであり、青山アカデミーという研修制度はいつまでも学び続けアップデートを重ねて、最終的に会社へ貢献するように求めていく姿勢を示しています。宅建に関して、社員に費用負担をさせず、宅建に合格したら資格手当を与えるという太っ腹な姿勢を見せます。

西原良三さんは社員にとって長く働ける環境にしたいと考えており、健康経営宣言を行って健康に配慮した会社、ワークライフバランスに考慮したシステムを作り上げていく最中です。健康経営宣言自体はここ数年の概念、取り組みであり、今後より形になっていくものです。それを活用してでも青山メインランドのためならば一生懸命取り込んでいく姿勢はさすがの一言。西原良三さんの気持ちは間違いなく社員に伝わっています。

まとめ

青山メインランドはコロナ禍で少し大変な思いをしていても売り上げの激減を食い止め、次につなげる経営が行えています。あなたの大切なもの大切にしたいという創業当初からの企業理念はしっかりと受け継がれ、そのマインドは従業員の誰しもが大切にしているので今後も安心でしょう。あとは西原良三さんの考え方を受け継ぐ人物が今後出てくるのかどうか、そのあたりにも注目していき、青山メインランドがどこまで発展していくのかにも注目です。