「あなたなら、こんなときどうする？」
ＹＥＳ？ ＮＯ？ で判断し
どうして、ＹＥＳを選んだのか
ＮＯを選んだのか発表します。
今回の設定は、こちらからご覧くださいね。
つい、どれが正しいという正解を探しがちですが
このクロスノードには、それが存在しません。
なので、今回は
２パターンの事例があったのでご紹介します。
ＹＥＳを選んだかたの意見。
Ａ）本当は食べたいけど、周りのひとや、
分けて欲しいとなったとき、争いがおこるかもしれない。
食べている姿をみて、よその小さな子どもがお腹を空かせて泣いても
困ってしまう。
ＮＯを選んだかたの意見。
Ａ）自分の食料だし食べても構わない
どうせ、避難所で食料が配られるんだから。
自分のを食べて何が悪い
このＹＥＳを選んだ人とＮＯを選んだ人で話し合いました。
あなたは、いかがでしょうか。
わたしは、こっそり、どこかで子どもたちと自分で
リュックの食料を食べます。
阪神淡路大震災のさいの避難所で実際あったことです。
避難所で食料がないと、役所の方や
間に入った方とで言い争いになり殴り合い。
避難者たち同士の喧嘩
仮設トイレでレイプ
災害で苦労して建てた家が倒壊したり
大事な家族が犠牲になったり
まだ安否がとれないなか
心的ストレスと、空腹、慣れない避難所生活が重なったら
理性や感情のコントロールを保ち冷静に判断できることが
難しくなったそうです。
わたしが、もし本当にたくさんの備蓄食料を持っていれば、笑顔で分けることができます。
でも家族の分しかなかったら、分けることを躊躇します。
日頃から、「三日分は食料を備蓄してほしい」
といわれているのは、
「災害時、自分の命の３日間は自己責任です」ということ。
本当は、一週間分ぐらい用意してほしいと
防災会議のとき消防の方が言っていました。
次回は、「避難所にペットを連れて行くか？」
避難所の在り方を考えるきっかけにしてください。
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