正座では無く居合膝でも無く。
我ら庶民が日常普通に座す形。
それが安座(胡座)。
 
時代を紐解けば、
かつての戦国時代もそうだった。


戦場は勿論だが‥


意外にも正座の代名詞的存在とも言える「茶道」でも、その始祖である千利休(戦国時代)は胡座なのだ。

そもそも正座って何?
についてはコチラをどうぞ。


さて、
僕が居合抜刀術に求めるのは、戦場でも試合場でも無い、“一般的日常生活での突発的有事”に対する咄嗟の捌きである事は、古くからの読者様にとっては今更ながらの周知の事実。

更に“突発的”と言う事はですよ、
心身共に不意で不本意で準備不足の無防備状態で遭遇すると言うこと。

であるならば、
日常的では無い正座、
機動力前提の立て膝、
これが求める捌きだとは、
僕の中で段々言えなくなって来たんですよね。

…あくまで“僕の中で”です😅

で辿り着いたのが「安座」。

でも間違い無く言えるのが、
正座や立て膝と言った“既存の捌き”の修練無くして、向上もしなけりゃ閃きもせず、ココにも辿り着けなかったビックリマークであろうと言うこと😉

どの道行こうと選ぼうと、
辿り着けたならそれが近道❣️

押忍!!


【追伸】
そんな僕の技を「指南して欲しい」との有難き御言葉を頂戴しましたが、あくまで独学あくまで我流。無頼の輩の個人芸。無手勝亜流の戯芸であることを自認しております。故に「他者に教えず」「次代に遺さず」「唯我一代」が信条。ましてや真摯に日本の武道を学んでおられる海外の武人達になんてとてもとても…(^_^;)

謹んで固辞を表明致します。



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