今日もいつも通り江戸川河川敷で空手のひとり稽古。
前回から新たに取り入れた、帯引き稽古がかなり良い感じです♪
今回は立木に帯をくくりつけて行いました。
と言うのも、木杭の土台部分が(多分僕のせいです。。)ちょっと脆くなってて危なかったので・・^_^;
巻いた帯の端を片手で持って、それを受けて掴まえた相手の腕(もしくは身体の一部)と仮定して、相手を引き崩しながら、わざと崩した自分の体重をぶつけながらのカウンターで突きや蹴りを放つ稽古です。(倒地?縮地?法)
流石に立木ですからビクともしやがりません。
鳥が驚いて飛び立ったのと、上から葉っぱや虫や埃が落ちてきた程度です(笑)
でもその分体重を充分預ける事が出来ますので、基礎的な身体操作の訓練としては持ってこいです。
いい稽古法を見つけたなと、自分を褒めちぎりたいです(^_^)v
で帰宅後はネットや書物で、剣術や柔術と言った古武術のお勉強♪
これまで習ってきた空手を、日本武術古来の身体操作で再構築して、僕(凱旋塾)オリジナルの空手を創る事が今の目標です。
その為の勉強なんですが、知れば知るほど奥深いし、また流儀は違えどもその根底に流れる「真理」の共通項の多さに驚いています。
また今までは如何に相手を確実に痛めつけて制するか・・に重きを置いていましたが、それがちょっとずつ変わってきています。
如何に傷付けないで制するか。
勿論その境地に達するには、痛める方法も知っていなければいけませんけどね(*^^*ゞ
なので、最近はそんな技術をメインにして、「これが当流の技」なんて吹聴している組織や団体への興味は、以前よりは薄くなってきています。
そして新たに目指す境地への可能性、と言うか確信めいたものを最近強く感じています。
そんな新たなる「武縁」に心から感謝です。
「沈身」と言う鎧甲冑時代のものから「直立」と言う着物時代ものに変わり、そして起きた「崩れ」を正すため「中庸」と言う「沈身」と「直立」双方を修養し相乗させるものになった老舗剣術最大手の新陰流の身体操作。
古流と呼ばれる世界でも、時代時代で変容し修正され、そして進化発展が繰り返された訳ですからね。
とは言っても、まったく新しいものを創れる程の器量も技量もありませんから、温故知新の言葉通りに、まずは古きを訊ね歩いて「発見」する事から始めてみようと思っています(^^)
【今日のありがとう】
・奥深き武術の世界の全てに
・生きててくれる奇跡に
・生かしてくれる奇跡に
SEE YA![]()
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