ご無沙汰しておりました。
今年初のブログです。
遅くはなりましたが今年もよろしくお願い致します。
最近、ある男性の事を思い出した
相当、昔の事だったけど→20代の頃の話
一度も面と向かって会ったことが無い人でした。
仕事では毎日のように話はしていたけど。
無性に彼の事が懐かしくて、何か手掛かりはないかなと思っていた。
ひょっとしたら、Facebookに登録しているかも。
ドンピシャ、有った~
懐かしい~
彼の詳細を見て、思わず吹き出しちゃった
たった一度だけ彼から貰った手紙の内容と寸分違わず。
オマケに彼の写真も同封されていて、氷川丸をバックにした写真だが、その氷川丸のことも投稿されていた。
なんとデートの思い出とか書いてあった。
エッ、それを私にくれたわけ
なんか、複雑
手紙はたったの一度だけのやりとりで終わったけど。
手紙も写真も素敵でした。
トレンディードラマに出て来るような都会的な男性でした。
彼は取引先の社員でメーカーの人だった。
私はその頃、仕入れの部署におり、彼に無理をお願いして在庫の無い商品を都合してもらったり、逆に都合してあげたりと。
win winの関係で、仕事を進めてました。
ネットもメールも無い時代だったから、やり取りはだけ。
その内、仕事の話そっちのけで、二人で盛り上がって、課長に注意されたり→めちゃ楽しかったです
彼は別の部署に異動することになり、何故か最後に手紙を交換することになったのです。
ドキドキしながら彼からの手紙を待ってたのを記憶してます。
彼の手紙には、写真と自分の経歴と私の印象とか書いてあった。
ハッキリ言ってハイスベック過ぎて...
無理だぁ~
彼は東京の超有名私大を出てるのです。
勤務先も誰もが知っている一流企業だし。
それだけで私の心は萎えちゃうのよね。
私はチビだし、女らしくもない。
もっと可愛く生まれてきたかった→親を怨む
困った~
返事は気が重かった。
彼をガッカリさせたくないという切ない女心です。
それ以降、電話も手紙も来なかったけど。
実際に遇う事もなかった。
でも、でも、それから10年後位に逢うことは無いと思ってた彼だけど、彼は営業として会社に来たのです
その時、逢うのは初めてだったのです
でも、なんか気恥ずかしくてあまり話出来なかったけど。
消化不良のままで終わっちゃった。
彼のFacebookの投稿を見てみると、娘さんと息子さんがいて孫も出来たのが分かりました。
孫かぁ~。
それよりも、投稿内容が面白い。
孫の写真を載せたら、おじいちゃんそっくりで可愛いですねというコメントに対し、娘に怒られる~というコメントを返していたのには笑っちゃいました。
孫はヤバい位可愛いとコメントしてました。
私は、ずーっと20代で時間が止まっているけど、彼は家庭を持ち、仕事に勤しんでいるのです。
彼の何十年という年月をFacebookで垣間見たような気がする。
彼との出会いはほんの一瞬。
それでも強烈に記憶に残っている。
袖振り合うも他生の縁とはこのことかなと思う。
そして、はるばる6000キロも離れたところからMessengerを送ってくれたアメリカの彼。
少しは私の事、気にかけてくれてたんだと気付いた瞬間でもあったけど。