最初は大手の探偵事務所に
電話をしてみました。
受付の方は
私の話を熱心に聞きながら
共感して下さったり、

一緒に怒ってくれたり

とにかく話を良く聞いて下さいました。
途中わかってもらえた気持ちが嬉しくて

涙が止まらなくなりました。

そして大体の経緯を説明したあと

面談の予約をして
その日は電話を切りました。

次回の面談は1週間後、

その時に着手金20万円が必要でした。

そしてそれはあくまで

一部の前払い金、それから調査する

内容別で価格が細かく決められていました。

離婚前提の慰謝料を請求するための

不貞の証拠調査、精神状態ギリギリの中

とにかく早く決めたい思いがあり

その1週間も待てない自分がいました。


そしてそこから毎日通る

通勤コースに看板があった地元の探偵事務所

に電話をしてしまうのです。

普段何もない時にみていた時は

怪しいなと感じてこんなところに

頼む人なんかいるのかと

そう思っていた自分がいたのに

いざ当事者になるとやはり冷静に

考える余裕などなくなります。

「もしかしたら地元の探偵さんの方が

安心かも知れない」そんな風に思うまでに

なっていました。案の定電話した次の日には

会えることになり,そこから急ピッチで

話しが進みます。1人でいくのには

やはり不安があったので、この一件を

Oさんだと確定するために話す必要があった

そのOさんと同級生の私のママ友に

ついてきてもらうことにしました。

そのママ友もまた,Oさんに嫌な思いを

させられていて,全面協力するからと

心良く引き受けてくれました。

そして出向いた事務所・・怪しかった。

その探偵だと名乗るM氏、

本当に探偵か?と思う若造り感が半端のない

中年男性。みるからに怪しい。

今なら絶対に依頼なんてしません。

ですがあの時は色々と資料を見せられてるうちに

その巧みな話術にまんまとハメられて、

証拠が取れるまで定額ですとの言葉と

大手よりだいぶ安い調査費に私は

契約書にサインしてしまうのです。

一緒に同行したママ友には止められました。

当たり前です。ですが私はその忠告も

耳には入りませんでした。

その日の午後、定額の現金300000円を

手渡し、その日から調査がスタートしました。

調査内容についてはまた書きます。


続きます。