4コマが終わり、百花に連絡する美優紀

彩と美優紀は同じ講義を受けていたため一緒にいる

連絡して、近くのカフェで会うことに...

(彩ちゃん、行こ?)

(うん。)

2人でカフェへ向かう

講義が始まる前に美優紀は彩に事情を説明した

百花とちゃんと話し合ったこと

ちゃんと紹介したいこと

彩は美優紀の表情を見て、安心し納得した

カフェへ入ると、奥に目立った髪色をしている人がちょこんと座っていた

美優紀はそれですぐに分かり、店員さんに説明してその席へ向かう

「お疲れ様。待たせてごめんね。」

『いや、ちょうどさっき来たとこやから。』

「ありがとう。」

『とりあえず、座ったら?』

「うん。」

美優紀と彩は百花の向かいに座る

『あのさ...』

「あっ、紹介するね。」

『お、おぅ。』

「同じ専攻の彩ちゃん。幼なじみね。ギターはおじさんから教えられてたらしいねん。」

『そうなんや。おじさんがすごいのか、彩さんがすごいのか...』

「で...」

(彩ちゃん、この子がももちゃん。木下百花。同じ3年でバンドやってんねん。)

美優紀はいつも通り手話で彩と会話をする
それをただ見てるだけの百花だった

説明が終わったようで、彩は百花の方を見て、手話をしたが百花はどういう意味か分からない

「よろしくだって。」

美優紀がすかさず、説明した

『そういう意味なんや。』

そう言いながら、百花は彩がさきほどやった手話を見よう見まねでやった

『合ってる?』

「え?あ、うん。」

それに関しては、彩も美優紀も驚いた表情だった

それから、美優紀を介していろんな会話をした

彩と百花はそれから意気投合した