なんだか胸騒ぎがする。
そんなことを思ってたら足が勝手に向かってた。
【あれ??どうしたの??】
「あ~ちょっと」
【探し物ならステージ裏じゃないかな】
仲良しのスタッフさんから声をかけられ
私がここに来た理由を察してくれた。
「ありがとうございます!」
【どういたしまして~】
私は急いでステージ裏に向かった。
やっぱり。
小さくなってる彼女をみつけた。
「そんなとこで何してんの??」
『え!!』
「何してんの??」
『別に…』
「そっか」
それ以上聞かない。
言いたくなったら話してくれるだろうし。
ただ側にいてあげることで役に立つなら。
『あのね…』
「うん??」
『あのね…今日上手くできなくて』
「うん」
『いつもなら間違えないとこで間違えたんだ…』
「そう」
『ダメだね、キャプテンなのにさ』
誰にだってあることも彼女には納得がいかない。
責任感がそうさせるのか。
それとも…。
「そんな日もありますよ。人間なんだから」
『でも』
「大丈夫!!ゆうちゃんは最高のキャプテンですよ」
ぎゅって力一杯抱き締める。
大丈夫って伝わるように。
最高だよって伝わるように。
『なぁちゃん』
「はい」
『ありがとう』
「いつでもどうぞ」
『甘いんだか厳しいんだか』
「愛故です!!」
『はーい』
「帰ろ」
彼女の手を引いて離れないように。
彼女もそれに答えてくれた気がした。
あなたは最高のキャプテンだし
最高の相方だから。
『好きですよ』
「知ってるよ///」