私はどうしてここに来てしまったんだろう。

慰めるため??それとも・・・・

 

お:すっきりした??

 

も:あ、いたんだ。気づかなかったよ。

 

お:気配消してた。

 

も:ほ~。すごいじゃん。

 

お:誤魔化してるつもり??

 

も:別にごまかしてないよ。

  何??心配してくれたの??

 

 

そうやって明るくふるまって誤魔化す。

何もなかったように。

私は何のためにそばにいるのだろうか。

あなたのそばで何ができるのだろうか。

 

 

お:私にしとけばよかかったのにね。

 

も:・・・そうだね~。

 

お:本気で言ってんの。

 

も:・・・そうだね~。本気かもね。

 

お:ふざけてるなら怒るよ。

 

も:わかってるよ。ごめんね・・・。

 

 

 

そんな悲しい目をするくらいなら

本当に私を見てほしかった。

こんなに近くにいるのに・・・・。

 

 

 

お:今日は泊ってく??

 

も:そうだね。泊めてくれる??

 

お:うん・・・。茂木さん??

 

も:何??

 

お:本当に私にしない。

 

も:おんちゃん??

 

お:好きだよ、茂木さんのこと。

  本気で。

 

も:だめだよ~。安売りしちゃ。

 

お:茂木さん!!

 

も:私に美音はもったいないよ。

 

お:なんで今名前で呼んだの・・・。

 

も:なんでだろうね。

 

お:呼んでほしいよ。

  茂木さんに美音って。

 もったいないとか関係ないよ。

 何で私じゃだめなの。

 

も:今の気持ちのまま一緒になったら失礼でしょうよ。

  もうちょっと時間くれる??

  それまで私のこと好きでいてくれるならだけどね。

 

 

目がなくなるくらいの笑顔がそこにはあった。

いくらでも待つよ。

ここまで待ってるんだから。

 

 

お:わかった。待ってるね!!

 

も:今日会える??


ゆ:うん。どうしたの??


も:話したいことあってさ。


ゆ:分かった。劇場にいるから。



出会って10年。

関わりが、そこまでなかった私たち。

でもここ数年YouTubeのお陰で距離が縮まった。


この気持ちは知らないふりをしてしまえば

このまま何事もなく過ごせるのに。

このまま何事もなく‥。




も:早く来すぎた??


ゆ:大丈夫だよ。どうしたの??


も:うん。ゆいりちゃんに話したいことがあって。


ゆ:珍しいね!!なに??


も:あのね。

 私たちって今まで同期の中でもあんまり関わりなくてさ。

 YouTube始めるちょっと前から少しずつ距離が縮まったじゃん。


ゆ:そうだね~。仲が悪かった訳でもないしね。不思議だね~。




何の疑いもしないで、続く会話に返事をしてくれる。

本当にゆいりちゃんだな。

回りくどいのは、ゆいりちゃんには逆効果だな。



も:私さ、ゆいりちゃんが好きだよ。


ゆ:うん私も好きだよ??


も:好きの意味わかってる??笑


ゆ:分かってるよ~!!


も:真剣に、そういう対象としての好きなんだけど。


ゆ:‥分かってるよ。




きっと困ってるんだろうな。

分かってるよ、ゆいりちゃんの気持ちは。




も:ゆいりちゃん。


ゆ:うん??


も:なぁちゃんに幸せにして貰うんだよ。


ゆ:茂木‥‥


も:答えなんて最初から分かってるから。


ゆ:ごめん‥‥


も:話聞いてくれてありがとうね。

 これからは今まで通りだよ。


ゆ:うん。嬉しかったよ、茂木に好きだって言って貰えて。


も:切り替えるためにさ、1回だけ抱き締めてもいい??


ゆ:いいよ。




これでいい。

このお願いを聞いてくれるだけで。

だから、後悔しないように抱き締めた。




ゆ:茂木、暖かいね


も:ゆいりちゃんは冷え性だね。


ゆ:そうだね。抱き締めてくれてありがとう。

茂木、大好きだよ。なぁちゃんの次にだけど。


も:こちらこそ、ありがとう。

 2番目でも嬉しいよ。




あなたの優しさは暖かい。

日だまりのような、誰もが羨む暖かさ。

そんな、あなただから好きになったんだ。




も:ゆいりちゃん、大好きだよ。


ゆ:ありがとう。