仙丈ヶ岳の山旅の2日目は一日素晴らしい天気。朝5時17分早川尾根の上から出てくるご来光を拝み、6時前に馬ノ背ヒュッテを出発。

馬ノ背ヒュッテからしばらく登るとハイマツの尾根に出て、大展望が得られるようになり、藪沢カールの中に建つ仙丈小屋や仙丈ヶ岳山頂が見えてきました。背後には北アルプスが槍穂高連峰から白馬岳まですべて見えています。

仙丈小屋で小休止の後、到着した仙丈ヶ岳山頂からは南アルプスはもちろんのこと、中央アルプス、北アルプス、妙高、八ヶ岳、奥秩父、そして谷川、尾瀬、日光の山々を見ることができました。

でも一番は甲斐駒ヶ岳でしょう。摩利支天を右肩従えて聳える甲斐駒ヶ岳は圧巻です。甲斐駒ヶ岳を眺めたくて今回仙丈ヶ岳に登りましたが、その希望は叶いました。

下山は甲斐駒ヶ岳を正面に見ながら小仙丈ヶ岳経由で北沢峠へ。

北沢峠の帰りのバスは13時10分の予定でしたが、今日の入山者が多い場合は北沢峠から臨時バスが出るとの情報があり、樹林帯の登山道をスピードを上げて下山し、北沢峠の10時45分に到着。ラッキーなことに11時に臨時バスが出たため、帰りはゆっくり仙流荘で入浴し、高遠の古民家の蕎麦屋を蕎麦を食べ、高遠城址を散策して帰ることができました。

今回は素晴らしい天候に恵まれ、団地の仲間と2人との気楽で楽しい山旅となりました。

<コースタイム>

馬の背ヒュッテ5:56~6:47仙丈小屋7:10~7:30仙丈ヶ岳8:10~8:50小仙丈ヶ岳9:10

~10:45北沢峠

 

 

夜明け前、東の空が赤くなり始めました。

空の雲が茜色に染まり始めました。

午前5時17分過ぎ、栗沢山の右側から朝陽が登り始めました。

素晴らしいご来光でした。

尾根まで登ると藪沢カールの中の仙丈小屋と仙丈ヶ岳山頂が見えてきました。

槍穂高から白馬岳まで北アルプスはすべて見えます。

中央アルプスとその奥に御嶽山がすぐ近くに見えました。

仙丈小屋からの仙丈ケ岳

仙丈ケ岳山頂に着くと富士山と北岳、間ノ岳が目に飛ぼ込んできた。

南アルプスの山並みがすべて見えます。

鳳凰三山と奥には奥秩父の山並みが見えている。

甲斐駒ヶ岳と上信越国境のの山々

遠く北アルプスの山々も見える。

小仙丈ヶ岳からの小仙丈沢カールと仙丈ヶ岳

甲斐駒ヶ岳が近くなってきて、圧倒的な迫力でその姿を見せている。

やはり仙丈ヶ岳から見える山で一番はこの山だな。

鳳凰三山も近づいてきた.地蔵ヶ岳のオベリスクが良く見えている。

富士山はどこから見ても素晴らしい。

鋸岳と八ヶ岳連峰

高遠の古民家の蕎麦屋さん。

この店を始めたおばあちゃんのお孫さんがこの店のご主人。

若い感覚で作られたお蕎麦セットは美味しかった。