4月30日、中央線沿線の笹尾根上の生藤山に登ってきました。2週間前の奥多摩・浅間嶺と比べ、山の木々はは萌黄色からまぶしいばかりの新緑に変わっていました。

山麓の岩楯尾神社から登り始め、2時間ほどで笹尾根稜線上の三国山に到着。ここで自宅から持ってきた餃子とビールとおにぎり、そして食後のコーヒーのランチタイム。山の上での餃子とビールは最高でした。

しかしそのあとの三国山から生藤山を経て茅丸、連行峰と続く笹尾根の稜線は急なアップダウンが多く、ビールの酔いもあり息が切れ、疲れました。

今回は富士山の展望を楽しみにしていたのですが、意外と木々で展望がなく、茅丸の山頂から雲の上に少し顔を出した富士山が見えただけでした。

下山は山の神から和田へ。山麓の村には新緑の山々を背景にたくさんの鯉のぼりが風にはためき、壮観な眺めを楽しむことができました。

藤野駅前で山で取れたばかりの大きなタケノコをゲット。この日の夕食ではタケノコの刺身を堪能しました。

<コースタイム>

岩楯尾神社9:10~9:55佐野川峠10:00~10:40三国山11:30~11:35生藤山11:40~

11:58茅丸12:07~12:45山の神12:55~13:40和田バス停

岩楯尾神社で登山の安全を祈願して出発。

佐野川峠まではスギ林の中を黙々と登る。

イカリソウ

チゴユリ

モミジイチゴ

佐野川峠からは明るい尾根道となる。

登山道脇にはところどころに石仏が安置されている。


佐野川峠からの尾根道には桜並木が続くが、木の病気で最近はあまり花が咲かないらしい。

三国山山頂でランチタイム。本日のランチは餃子。餃子にはビールがよく合う。

ランチ後、数分で生藤山山頂に到着。ビールの酔いでこの数分の登りがきつかった。

茅丸で本日最初の大展望が広がる。

茅丸山頂からの富士山。雲の上から山頂だけが顔を出している。

新緑の笹尾根

名残の桜も咲いていた。

気持ちの良い尾根道

八王子の街が見える。

山の神から和田に下る。新緑がきれいだ。

燃えるような新緑。

山里が近付いてきた。向かい側の陣馬産方面の尾根の新緑がきれいだ。

竹林にはタケノコが顔を出している。

菜の花

オダマキ

和田のバス停まで降りてきた。春が満ち溢れている。

川の上にはたくさんの鯉のぼり。

青空と新緑の山と鯉のぼり。GWにふさわしい風景だ。和田のバス停でのんびりバスを待ち、この鯉のぼりを眺めていた。こののんびりタイムも山の楽しみだ。