快晴の12月8日、いつもの団地の仲間と一緒に今年最後の山行で上野原の里山、要害山に登り、山頂でキノコ鍋&お酒を楽しんできました。

要害山は戦国時代には山城・大蔵砦が築かれ、広い山頂には土塁の跡があり、初冬の暖かい日差しの下、キノコ鍋を囲んで楽しいひとときを過ごしました。

今回は尾続のバス停から尾続山、コヤシロ山、風の神様の各ピークを結ぶ馬蹄形の尾根を縦走し、最後のピークの要害山で鍋を楽しみ、鏡渡橋に下山するコースを歩きました。

歩く人も少ないと思っていたコースでしたが、尾続のバス停では昨年登った能岳に向かう人も含め、20名近くの人が下車。意外や意外、人気のコースのようでした。

標高600メートルほどの尾根を歩くこのコースは12月に入ってもまだ紅葉が残っており、陽光を透過したカエデなどの紅葉は輝いていました。そして各ピークからは真っ白に冠雪した富士山の展望を楽しむことができました。私はその中でも風の神様からの富士山が一番好きでした。要害山山頂は戦国時代の砦の跡ということで広く、ベンチもあり鍋を囲むには最適の場所、ここでゆっくりキノコ鍋を作り、ワインと日本酒で宴会。下山は紅葉を楽しみながら緩やかな道を鏡渡橋まで下り、上野原名物の酒饅頭を買うため、甲州街道までバス路を歩き、酒饅頭をゲット、あとはバスで上野原駅まで戻りました。当初は12月7日の予定を1日伸ばしたおかげで、今年の山行では最高の天気に恵まれ、紅葉、富士山、鍋、お酒、仲間の笑顔など素晴らしい山旅となりました。

<コースタイム>

9:10尾続バス停~9:55尾続山10:05~10:40コヤシロ山10:50~11:08風の神様11:15~

11:34要害山14:50~15:30鏡渡橋~16:00甲州街道(酒饅頭屋)

 

尾続バス停から山道を登っていくときれいな紅葉が現れた。

尾続山からの富士山

紅葉の林は続く

カエデの紅葉

甲武国境の山並み

谷あいの村が足元に見える。

青空に黄葉が映える。

尾根の両側は紅葉の林

コヤシロ山からの富士山

コヤシロ山からの富士山

風の神様への最後の登り

風の神様に到着

風の神様からの富士山の展望。足元には談合坂SAが見える。

西には権現山の大きな山容が見える。

風の神様からはやせた尾根を歩く。

要害山山頂に到着。山頂は昔砦があり、右手に土塁跡がある。

今日の最後のピークの要害山山頂

シートを敷いて鍋を準備

お酒はたっぷりあるぞ。

ワインで乾杯!

今日は上等の牛肉も入った美味しいキノコ鍋だ。

食事に夢中になっていたら、富士山が逆光で東側の斜面がてらてらと輝いていた。

要害山の北側。今日歩いてきた尾根が見える。

富士山と道志の山々

締めはコーヒーとケーキ。

酔いも醒めてきたので、午後3時前に下山開始。

足元の街まで下りるぞ。

木漏れ日が漏れる紅葉の林をのんびりと降りる。

里に下りると山神社があった。今日の無事下山のお礼をする。

里の紅葉はきれいだった。

鮮やかに紅葉したカエデ

昨年歩いた能岳

よく見ると能岳の左の肩に月が出ていた。

今日歩いた山々が見える。左のおっぱい山が要害山だ。

あとは酒饅頭を買うため、バス道路を30分ほど歩き、

甲州街道のバス停前のお店で酒饅頭をゲット。今日の忘年山行は

快晴の空と紅葉と富士山の大展望と食べ物&お酒で大満足でした。

のバス停前の