11月2日、紅葉と富士山の展望を楽しもうと、団地の山仲間と道志山塊の西の端の今倉山と二十六夜山に出かけてきました。富士急行の都留市駅で下車し、バスで終点の道坂隧道へ、ここからまずは今倉山を目指します。今年の関東地方の紅葉は例年より2週間ぐらい遅れており、全山紅葉というわけにはいきませんでしたが、色好き始めた樹々や赤や黄色に紅葉した樹々などが我々を迎えてくれました。

今倉山まで一気に登ると、あとは二十六夜山までアップダウンの続く尾根歩きです。途中樹々の合間から時折新雪を抱いた富士山が眺められました。このコースで最大の見せ場は360度の大展望が得られる赤岩ですが、今日は晴れているものの遠く北アルプスや八ヶ岳の展望は残念ながら得られず、富士山も雲に隠れていましたが、休憩していると山頂の雲が一時とれ、山頂を望むことができました。

赤岩からかなり下ると林道が現れ、林道から最後の登りを登ると二十六夜山の山頂です。ここでお楽しみの昼食をゆっくりと取り、最後は芭蕉月待の湯まで一気に下り、温泉にドボーン。風呂上がりにビールを飲んで帰路につきました。

このコースは自然林に恵まれ、ブナの大木などもあり樹林を楽しむことができます。又晴れていれば、赤岩から富士山、北アルプス、南アルプスなど360度の大展望を楽しむことができる素晴らしいコースなのに、紅葉時期の連休にもかかわらず登山客は少なく、どちらかというとベテラン好みの山のようです。私は初めてでしたが、また一つ良い山に出会うことができました。

 

<コースタイム>

道坂隧道登山口9:03~10:14今倉山10:20~11:00赤岩11:20~11:57林道12:05~12:23

二十六夜山13:20~15:00芭蕉月待の湯

 

道坂隧道の脇の登山道を登る。

明るい樹林の登山道を登っていく。

今倉山の山頂が樹の間越しに見えてきた。あともう少しだ。

今倉山山頂は展望のない静かな山頂だった。

今倉山からまずは赤岩を目指して尾根道を歩く。

紅葉した樹々がきれいだ。

少し展望が開けてきた。

ようやく新雪を被った富士山が見えてきた。

赤岩に到着。雲がなければ360度の大展望が楽しめるが、今日は

雲取山方面、大菩薩方面の展望は良かったが、北アルプスは見えず。

赤岩に到着して、しばらくしたら富士山の山頂が雲の合間から顔を出した。

斜面の紅葉がきれいだ。

楓の紅葉

稜線には黄葉したブナの大木がいくつもある。さすが風格があるな。

尾根道は結構アップダウンがある。

赤岩からかなり下ると林道に出る。この辺りの紅葉もきれいだった。

紅葉した山腹

樹々の紅葉を楽しみながら二十六夜山を目指す。

光を透かして見る紅葉はきれいだ。

林道から20分ほど登ると今日の最後のピークのに二十六夜山山頂に着くいた。

ようやく待ちに待った昼食。ウィンナーソーセージを炒め、これをつまみにビールで乾杯。

昼食が終わり、あとは下りのみ。里までかなりあるので、

途中の沢でコーヒーブレイクを取りながら下山した。

ようやく里まで下りてきた。あとは芭蕉月待の湯まで10分余り。

芭蕉月待の湯で温泉に入り、無事を祝いビールで乾杯!

地元に戻り、反省会。寝坊して山にこれなかったTさん夫妻も

登山の格好で合流。ようやく7人全員がそろった。

今回は寝坊や切符の紛失、中抜きストック持参など反省事項が多く、

反省会は大いに盛り上がった。