2024年5月30日~31日、会社時代の山仲間と奥日光の高山ハイキングに行ってきました。今回の目的はシロヤシオやヤマツツジ等のツツジの花とクリンソウに出会うこと。

竜頭の滝の滝上から歩き始め、戦場ヶ原沿いの道では予想外のズミの白い花が出迎えてくれました。ズミの花は6月と思っていましたが、今年は例年より少し早いようです。

高山山頂へと続く意外と長い登りでようやくシロヤシオの花を見ることができましたが、どうも少し時期が遅かったようでした。5月末であればぴったりと思っていましたが、最近の異常気象には過去に経験は役に立たないようです。

でも中禅寺湖畔の千手ヶ浜まで下りてくると満開のクリンソウに出会うことができ、全員大満足でした。

その日は光徳温泉に泊まり、青みがかった乳白色の硫黄泉(正確には含硫黄・カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩泉)に入り、そして湯上りにビール、夜は大宴会。楽しい一日でした。

翌日は台風の影響で朝から雨模様でしたので、戦場ヶ原ハイキングは取りやめて、光徳牧場付近を散策後、バスで日光に下り、日光植物園、東照宮を観光して奥日光の山旅は終了しました。

<行程>

 竜頭の滝上11:15~(途中で10分休憩)~12:50高山山頂13:36~14:33熊窪14:40~

 14:54千手ヶ浜~15:00千手ヶ浜バス停15:50~(低公害バス)~16:20しゃくなげ橋~

 16:34竜頭の滝上

竜頭の滝を上から眺める。

竜頭の滝上から高山ハイキングを開始。

まずはズミの林の中の道を歩く。

ズミの花

ズミの白い花が満開だ。

次はカラマツ林の中を歩く。カラマツの新緑がまぶしい。

道は徐々に急になっていく。

高山に続く尾根まで登ってきた。ここで小休止。おにぎりを1つ食べた。

ようやくシロヤシオが現れ始めた。満開の時期は少し過ぎていたようだ。

シロヤシオの花

木の間越しに中禅寺湖が見えてきた。

反対側には戦場ヶ原が見える。

アオイスミレの花

12:50に高山山頂(1667..5m)に到着。

ここでゆっくり昼食とコーヒー―タイムを取る。

高山から熊窪への急な下りを慎重に下る。

クワガタソウ

中禅寺湖が見えてきた。

熊窪に到着。クマに出会わないことを祈る。

中禅寺湖。黒檜岳や社山は雲の中。

ヤマツツジ

千手ヶ浜に到着。

千手ヶ浜には白い花がたくさん咲いていたが、名前は?

千手ヶ浜の森の中のクリンソウの群落

白いクリンソウ

紅いクリンソウ

新緑にクリンソウが映える

千手ヶ浜バス停。バス待ちの時間でティータイム。

バスの中から見た小田代ヶ原。周囲の白い木は満開の花を付けたズミの木

しゃくなげ橋でバスを下車し、竜頭の滝まで樹林の中の道を歩く。

竜頭の滝の少し上流にある滝。なかなか豪快で素晴らしかった。

竜頭の滝周辺にはミツバツツジが咲いていた。

ヤマツツジの赤がきれいだ。

翌日は小雨。小雨の中光徳牧場を散歩した。

小雨だが、男体山、大真名子山が良く見えた。

光徳沼にはズミの木とオオヤマザクラの木が花を付けていた。

光徳沼周辺のズミの林

光徳アストリアホテルの庭のクリンソウの群落。

今回の奥日光の山旅で東武鉄道のスペーシアXに初めて乗った。

切符はNIKKO MAASのデジタル中禅寺・奥日光フリーパスを

使った。北千住から東武鉄道に乗り、東武日光からはバスを使って

往復4390円(バスは乗り降り自由)と格安だ。

ただスマホのデジタル切符を使い慣れていない人はスマホに表示するのに

一苦労していた。若い人はともかく、老人は要注意だ。