長い間にわたって好きな人がいる。もう、孫もたくさんできておばあさんになっているだろう。近くにいながらにして近寄れない存在。恋はなぜ人を狂わす。きちんと告白しなかったことでずいぶんと運命を彷徨ってきた。面と向かうのがものすごく照れ臭かった。相手の家も、家族も、性格も何にも知らなかった。話したことがないからだ。チャンスは幾度も訪れた。しかし、自ら葬ってきた。冷たい男と映っただろう。ただの一度でもそのチャンスにしがみついていればこんなにも苦しまずにすんだに違いない。高1の夏、私は道を誤った。自らの首を絞めた。当然、相手に無視された。でも、本当に誠意をもって会話していれば楽しい仲間になったはずなんだけどな。結局、赤い糸では結ばれてなかったてことか・・・。
