発行は2007年。昨今の憲法改正論議があり、タイトルが目に入った。
本作は、白洲次郎の生涯を追いかけることで、戦前戦後の政治動向を紐解いていく。
最大のテーマが日本国憲法の成立経緯。
読後感として、日本国憲法について誰がどう議論して判断、確定したのかぼんやりとした印象。
タイトルから受けるイメージ・期待とはギャップ。
一方で、終戦を挟んで前後の歴史は、学校などの授業では多くは触れられていないと記憶している。
そのため、登場する人物や相互の関係、時代への関わり方など、知らなかった過去のピースが埋まるような感覚で興味深い内容だった。