「私を信じるのなら人を千人殺しなさい。そうすれば、お前の望んでいる浄土往生が叶うぞ」
親鸞(浄土真宗の祖)は、弟子の唯円(ゆいえん)に言いました。
「とんでもありません、たとえお師匠様の仰せでも、私には千人どころか一人だって殺すことはできません」
唯円は返しました。
自分の心が善いから殺さないのではない。
自分は殺さずにおこうと思っていても、
百人も千人も殺してしまうこともあるのですよ。 親鸞は言った。
戦争で多くの人が死んでいくことに、私たちは知らず知らずのうちに慣らされています。
自分から善人になろう、悪人になるまいと意志固くすることも大事かもしれませんが、神様・仏様の知恵を仰ぎながら生きていくことの方がより大切なのかもしれません。🙏
参照:「早わかり!親鸞と浄土真宗」 三笠書房 早島大英著