こんにちは、山口です。
HOPEの二大柱「教育支援」と「雇用創出」を紹介したところで
最後に、すでにDavisが行っている「土曜学校」と「日曜教会」についてお話したいと思います。
まず「土曜学校」から
Davisは、「学校に行けないLoregaの貧しい子供たちに少しでも学ぶ機会を与えたい。」
という思いを実現させるため、
毎週土曜日に自分の家で小さな学校を開くことにしました。
それが「土曜学校」に始まりです・
自分がLoregaで初めて迎えた土曜日の朝
眠い目をこすりながら体を起して周りを見渡してみると
そこにはもう沢山の子供たちが授業の始まるのを待っていました。
授業の開始は9時からですが
待ちきれない子供たちは8時半くらいからぞろぞろと顔を出し始めます。
すこしさみしかったDavisの家も、一気ににぎやかになりました。
子供たちは、だいたい3歳から10歳くらい。
幼稚園児から小学生くらいの年齢層です。
授業では、特にガチガチに勉強したりしません。
そもそも黒板も教科書も筆記用具もないのですから。
机と椅子は、すべてDavisの友人が用意してくれたものです。
それでも、子供たちは
算数や英語の授業をおとなしく聞いています。
質問があれば、みんな積極的に答えます。
まあ中には走り回っている子もいますが(笑)
これはボランティアの先生。
彼女は現役の学生で、自分より一つ下の20歳です。
子供たちのために、毎週土曜日欠かさず
Davis家に駆けつけてくれます。
彼女自身はLoregaの出身ではありませんが
Cebuの他の貧困街で同じようにさまざまな苦労をしながら育ってきました。
その経験が、今ここで教師をやっている理由だ、と彼女は言います。
さてこれはお待ちかねのおやつタイム★
正直子供たちはみんなこれ目あてで授業受けに来ているのでしょう(笑)
自分もそうでしたが、子供たちはおやつが本当に大好きです。
このときは、自分が近くにのパン屋さんで全員分のおやつを買ってきました。
ひとつ5円くらいなので、たとえ20人いたとしても約100円。
これぽっちのお金で子供たちが大好きなおやつにありつけて
しかも授業で学ぶ楽しさに気付き、それが少しでも彼らの将来につながってくれるのならば
こんなにうれしいことはないな、と思いました。
そう、子供たちは写真も大好きです(笑)
カメラを向けると本当にいい笑顔をしてくれます。
そして、子供たちにとって一番大切なことは
もちろん「遊ぶこと」ですよね。
勉強ばっかだと飽きてしまうので
こういう感じでダンスの練習したりしてます。
どこで本番をするのかわかりませんが
みんな熱心に歌って踊ってます。
フィリピン人は歌うのも踊るのも本当に大好きなんです。
こうやって子供たちが主体的に集まって積極的に学ぼうとしている「土曜学校」の存在は、
ここLoregaの未来を考える上で、非常に重要なのではないか、と強く感じました。
ここにいろんな「ものごと」や「考え」を導入することで、子供たちは自身の可能性を
無限に広げていってくれるのではないか、と思うとわくわくしてなりません。
子供たちの好奇心を大事にしながら、
彼らといろんなことを学んだり考えたり体験できるような授業をしていけたら
とHOPEは考えています。