以前からあったほうがいいとは思っていたものの、手が出せていなかった、NCフライスを買ってみる。
ふと、ネットで調べてみるとCNC3040(厳密にはNC彫刻機)というものが10万円ちょっとでヤフオクなどに出ている。メーカからだとどれくらいで出ているかと思って、China CNCZoneで検索してみると、webページが出てきて、営業の連絡先が書いてある。拙い英語で早速コンタクトを取ってみた。土曜の夜に最初のメールを書いたが早速メールが返ってきた。ただ、平日の昼間は荷物を受け取れないので店止で送ってほしいだの、100V60Hzで使えるかだの、T/Tでの支払はやりたくなく、Western Unionでは支払はできない、Alibabaでの支払はAlipayのことかなど要望や質問をしてたら、メールが来なくなってしまった。そこで、alibabaのページを見ていると主軸500W、3軸仕様で499USD(直接だと575USDと言われていた)で買えるところがあったため、そこで買うことにした。送料は154.95USD。クレジットカードでの支払だったが、114.56円/USDで輸入後の税金も含めて、8万円弱でした。Alibaba(実際はAliexpress)でのアカウント作成の方法はここを参考にすればよいかと思います。Alipayの登録も必要ですが、それはここを参考にすればよいかと思います。調べていると中国のサイトにクレジットカードを登録することを嫌がっている人も多かったですが、現時点では特に問題はおきていません。
さて、支払が完了してから、店側から110V仕様にしたほうが良いかと質問が来ていたので、110Vにしてほしいが100Vでも使えるかと質問したところ、絵文字の回答が来ました。それが何を意味してたのか未だによくわかりませんが、ひとまず110Vで送ってくれる様子。そして、注文から4日程度でFedexにて発送してもらいました。FEDEXは2回不在だと、発送者に荷物が戻されてしまうそうなので、Fedexに連絡して営業所受取を希望しました。ただ、やり取りをしているうちに郵便局に転送され、郵便局から不在票が入っていました。FEDEXの反応が悪かったわけではなく、発送から2,3日で不在票が入っていました。結果的に近くで受け取れる&1週間は保管してくれるため、非常に良かったです。とは言うものの、FEDEX,DHLなど、営業所の数が少なく、平日の昼間しか連絡が取れないことを考えると、ヤマト、佐川、日本郵便など日本の運送会社は良いサービスをしていると改めて感じました。なお、郵便局には昼間、不在にしているため、郵便局での受取に変更してもらいました。荷物重量が30kgとあったため、重くはありましたが、自分で持ち帰ることができました。
荷物を開梱するとほぼ、完成した状態でNCフライスが梱包されていました。NCはlinuxCNCを利用するつもりのため、詳細な動作確認まではできませんでしたが、ステッピングモータ取り付け後、コンセントに繋いでステッピングモータに給電されていること、主軸が回ること、センサが反応することを確認しました。Y軸の原点確認のリミットスイッチですが、モータ側のスイッチがボルトを締めた状態でOFFになりませんでした。スイッチ取付部に段差があり、スイッチに変に力がかかっていることが原因のようだったので、スペーサを入れたところ問題なく動作しました。
いよいよ、NCの接続が必要ですが、BeagleBone Blackでmachinekitを動かすことを考えています。