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ブログ開設記念でいきなり思い出の釣行記です。
プロフの画像で持っている獲物はタマミ、沖縄ではタマンといいます。
 
磯釣りをやっている人なら誰でも知っている大型の魚です。
よく石鯛釣りの外道に喰ってきますがそのパワーは強烈で「磯のダンプ」の異名を持つほどです。
よく行く沖の島、高見旅館の食堂に貼ってある70cmオーバーの見事な魚拓を見ながら「いつかは俺も・・・」と食事していたものです。
 
2010年7月、高知の某波止にてぶっ込み仕掛けで掛けた此奴に竿を持ったまま体ごとなぎ倒され22号の道糸を引っ張り合いでブチ切られました。
がまかつタマンXを持ち上げることすらできず伸されたままでした。
2投目はドラグ調節をしてやっと水面まで上げたのが70cm。
その時も座り込んで竿を持っているのが精一杯だったのを憶えています。
それからです この強烈なパワーの魚に夢中になったのは・・・。
 
画像のタマミは狙って釣ったものではありません。
2011年10月3日。青物狙い、デカンパチが鵜来に回遊していると聞きグンカン瀬に渡してもらった時です。
30号の道糸を大型リールに巻き、ハリス無し道糸に針を直結して活きアジを泳がせました。高場からはアジが泳いでいるのがかすかに見える程度。
いきなり波紋が出来たと思ったらウキが猛スピードで視界から消えます。
・・と同時に愛竿、慶良間スペシャルが胴までひん曲がりました。
海へ引き込まれそうです。腰を落として強烈な引きに耐えます。
30号の道糸、引っ張り合いでは切れない・・そう信じて夢中でハンドルを回します。頭の中にはデカンパチが回っています。
 そろそろ海面に浮いてくる頃、足元に潜り込んで足場からは姿が見えません。海面に浮上した頃そっと下を覗くと・・・。
ガックリ!タマミでした。
釣友に救ってもらうまでは60位かと思ったら何と記録更新の77cm!!
 
持ち帰って食べるも・・まずくて食えたもんじゃありません。
それからですタマミを狙わなくなったのは・・・・・。