最近、「自己肯定(感)」という言葉を目にする機会が増えた。
 (『QOL(Quality Of Life)』なんかも自己肯定予備軍のように感じるが、また追々触れることにする)

 自己肯定ブームがきているのは「メンヘラブーム」から由来されているように思う。手首を切ったりと異常なかまちょを発揮するメンヘラを、私たちは面白がっていながらどこか他人事と思えない部分があったのでないだろうか?
(メンヘラブームの前はうつブームがあったよね。時代とともにメンタルの違和感が大衆化されていくなあ。)  

 さてさて、自己肯定とは一般的に『自らの在り方や存在価値を積極的に評価、肯定できる感情』のことらしい。

 ちなみに心理学の観点からは、自己肯定は凡そ2歳までのアタッチメント量で決定され、しかもその対象は母親に限定されると言う。
 言い換えれば、2歳まで母親とのスキンシップ量で生涯の自己肯定キャパが決定しちゃうということ。

 いやいや、生きづらくない?

 託児所の待機児童が社会問題となる昨今、一日中子供とチュッチュできるお母さんって多くないし、必ずしも愛情量とアタッチメント量は比例しない。(なんなら私は専業主婦かつ元保育士の母に育てられたが、別に自己肯定感高くないよ。むしろ低い。)

 それにね、日本みたいに信仰がないっていうのも自己肯定を保ちづらい原因になっているんじゃないかなと思う。なんか皆手持ち無沙汰に虚無感をいじっちゃうみたいなイメージ?

 話が逸れましたが、そもそも自己肯定って言うほど大切なものなのか?後天的にも身につけられるものなのか?

 について次の記事でまとめていこうと思うよ