前回の記事からだいぶ期間が開いてしまいましたが・・・

まず、前回の記事では、SoundHorizonの物語にはメタ構造があり、メタ視点的なキャラクターを中心にして物語が展開するという内容だった。

5thStoryCD「Roman」を例に挙げるならば、イヴェールというキャラクターの魂が物語の要素(ファクター)であるのにもかかわらず、物語を横断するような特徴が見られる。

このような特徴が見られる物語をメタ物語と呼ぶが、メタ物語を読みこむ聞き手の視点もベタ(そのまま)な視点ではなく、メタ視点が要求される。

おそらくだが、今まさにこの記事を読んでいるあなたも、アニメやゲーム、キャラクター小説などに触れることでメタ視点を獲得している方が大多数だと思う。

そう、メタ視点は東浩紀が「ゲームのプレイヤーのような視点」と言ったように、オタク系文化に触れることで獲得できる視点であるからだ。

オタクではないごく普通の一般人がサンホラを最初に聞いたらどう思うだろう。

おそらく、音楽的には評価できても、物語を評価することはオタク以上に困難であるはずだ。

なぜなら、メタ物語に慣れていない為、構造的に複雑なサンホラを前にして戸惑い、理解すらできない可能性だってあるからだ。

逆に、メタ視点を持っていれば、構造的に複雑なサンホラのStoryCDに魅力を感じ、その物語に引き込まれてしまうかもしれない。

このような中で、サンホラはオタクを中心としてコアなファンを集めているのである。

ここまでで、SoundHorizonの物語がメタ構造を持つメタ物語であり、またその物語を考察するようなコアなファンはメタ視点を持つメタ物語に精通したオタクである可能性が高いことを明らかにした。




あまりサンホラの考察には詳しくないのだけど、今後は各アルバムごとに見られるメタ構造とメタ視点を持つキャラクターについて焦点を当てて確認していきたいと思う。


疎光です。

JOYSOUNDでついに決まりましたあの3曲の配信がっ !

5月21日配信予定とありますが、今から楽しみですね。

個人的には磔刑の聖女が歌いやすそうな感じ。

あと、7月7日の第一次領土復興遠征のチケットに当選しました。

ぽっち参戦なのですが、慣れてます気にしませんw

当日行く人は、よろしくお願いしまーす。


みんなどうやって記事編集してるんだろう・・・

なんか勝手に改行が付いたりするし、記事が読みにくくなるんじゃまイカ?

ちょっと長々と文章を書くタイプの記事を書くことが多くなりそうなので

できるだけスマートにいきたいと思ってますが、どうなることやら。




ついさっき、テーマを2つ設けました。

特にサンホラとは関係ない記事を書く場合に分類するテーマ

「疎光のひとりごと」


そしてもう一つはサンホラについて考察する記事を書く場合に分類するテーマ

「サンホラ論」


読者さん、アメンバーさん共に募集しています。

メッセージなんかも楽しみにしているのでどしどしよろしくお願いします。

クイック・ジャパン93号のインタビュー記事の中でRevoは、物語を作る方法論を持っていると発言している。

物語を物語る際に、枠組みとなるプロットを完成させた上で、わざと全てを語らないことで考察が必要とされるような難解な物語を生み出しているという訳だ。

しかし、私はもっと規則的な何かがあるような気がしてならない。

隠されたある種のルーチンのようなものが・・・

そんなことを考えているうちに、私はRevoの物語にある共通点が見られることに気が付いた。

それはメタ視点的なキャラクターが必ずStoryCDに登場するということである。

メタ視点とは何か

それは、簡単に説明するなら


SoundHorizon研究会 -地平線の跛行者-






 


全体を見渡すかのような高次の視点を指す。

鋭いファンの方はもうお分かりだろう、あえて挙げるなら

Elysion~楽園幻想物語組曲~で「仮面の男」がエリスを求め奔走することで

Romanならば「イヴェール」が自身の出生にまつわる物語を探すために

Moiraならば「アレクセイ・ロマノヴィッチ・ズヴォリンスキー」が叙事詩を読むことで

Märchenならば「メルツ・フォン・ルードヴィング」が亡霊となり復讐を見届けることで

他のキャラクターとは異なる高次な次元に立っているといえないだろうか?

これらのキャラは、StoryCDの序盤で登場し、StoryCDの中で描かれる様々な物語を現実を超える(死んだりする)ことで介入もしくは傍観する立場にいる。

つまり、StoryCDには物語全体を天空から地上を眺めるかのようなメタ視点を持つキャラクターが必ず登場し、

そのキャラによってアルバム全体を見渡されることで物語が展開されるという構造が共通して見られるのだ。

物語全体を傍観するようなメタ視点を持つキャラクターの目線は、視聴者である私たちの目線であるとも言えるかもしれない。

ただ単にrevoは物語のプロットを作って表現しているわけではなく、意図的に視聴者を物語りに引き込む仕掛けを

このような形で導入していると考えられる。

このメタ視点的キャラクターの導入は、Revoが意図的に行っているものであるとは言い切れない。

なぜなら、SoundHorizonの初期の作品であるChronicle 2ndやThanatos、LOSTといったStoryCDにおいては、

このような方法論が垣間見ることができるか、完全な形にはなっていない。

従って、RevoはStoryCDを製作しているうちに確立させたものであり、意図せず会得した手法である可能性があるからだ。


SoundHorizon研究会 -地平線の跛行者-


タイトルにある、他の音楽との違いは何か、という答えに対して

「物語を音楽で表現している」「ナレーションが挿入されている」といった特徴だけでなく

私は、メタ視点が取り入れられている点で唯一無二であると言えると思う。

メモ:次回はメタ発言についての補足と、どのような作品にメタ視点が見られるのかについて書く









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わけではない

タイトルに釣られて、考察を読み漁っている人がここに辿り着いてしまったら残だったねえ状態

というのも、私は考察が苦手で、むしろ他人の考察を見聞きして

「すげーーー!」って驚かされている側

なのでサンホラの考察巡りをしていると、鋭い洞察力や豊かな想像力、神話や童話、歴史や語学に長けているファンの知識に圧倒され考察に関しては常に受身である。

お前みたいなニワカが一体サンホラの何を記事にしようってんだよ

って思ったに違いない。

そこでブログで扱うテーマをざっくりと説明したい。

実は私が現時点で想定するブログで扱うテーマとしては



「他の音楽との違いは何か」

「サンホラのファンにオタクが多いのは何故か」

「サンホラは音楽で物語を物語ることを可能にしたか」

「一体何故ファンは考察に魅せられるのか」

「サンホラの面白さはどこからやってくるのか」


などを得た後、これらの総括として

「サンホラが現在になって登場してきた必然性について何か言えることは無いのか」

といったことを考えてみたいと思う。

(今この日記を書いている時点で最後のテーマに対する明確な回答は思い浮かんでいない)

私はサンホラの物語を解き明かすよう歴史や語学といった知識は皆無だからこそ!

今多少なり蓄えがある社会学的な知識からサンホラを考察したい。

Revoの言うように、解釈は一つではなくても良いと思うので・・・

記事を読んで思うことがあれば、どしどし感想や意見を下さい!

「それはねーよ」みたいなクレームでも紳士に受け止めます。

それでは今日はこれまで。












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