生まれた時には何も不安も無く、何を憎む事も無く、ただただ愛される事を疑いもせず、自分の人生を他人に預けている。

それから、受け取れるはずの愛情を受け取れず、頼りにしていた人に裏切られ、愛される事や生命の安全に関して、不安になったり、自分を守るために他人に対して攻撃的になったりする。

そして、そういう状況から抜け出そうと、悲しみや痛みなどの過去の傷を癒す事を始める。



その方法。



色々な現在が、過去の傷を映し出す事がある。そう言う時に、その過去の悲しみや痛みを受け止めて認識しよう。

そして、自分に対して

「そうだね、辛かったよね。だって信頼してたからね。悲しいよね。」

と共感してその感情を否定しないで受け止めよう。



一回では癒されないかも知れない。

でも、自分が感じた感情を、「自分があんな事さえ言わなければ」とか「あいつさえいなければ」とか変えられない過去をあーでもないこーでもないと考えるのではなく

ただただ、傷ついた自分を抱きしめてその傷ついた自分の声をちゃんと聞いてあげれば良い。



過去は変えられない。

でも、未来はその過去に縛られる必要は無い。

許せないという気持ちは、完全に過去に縛られている生き方。

相手を許すとか、そういうことは相手には関係ない。

相手がこちらの許しを求めているかどうかさえも、分からない。

人を憎んでいる間は、自分は幸せにはなれない。



憎しみは、傷ついた心が武装した結果。

憎む事で傷は癒えない。



傷が癒えればまた、穏やかな幸せな気持ちになれる。

また傷ついても、自分をまた癒せば良い。

過去に縛られないためにも、自分の傷を癒してあげよう。



悲しかった事は悲しかった事だと、認めて、過去に置いて行こう。

過去がこうだからと、未来を予想するのは意味が無い。

過去は過去。未来は未来だ。



悲しかったよね。

辛かったよね。

信じてたからね。

愛してたからね。

だから、悲しくていいんだよ。

だから辛くて当たり前だよ。

でも、大丈夫だよ。それは過去の事。