本命君に会いたいと連絡をしてみたのだけれど、その時はゴルフに行くということでニュージャージー(隣の州)にいるから、また今度ねといわれた。

気分的にも制作に集中出来なくて、しばらく放っておいたソフトなユダヤ人と、可愛い中国人に連絡を入れておいた。

ソフトなユダヤ人は、私が「急がずに、ゆっくりとお互いを知っていきたい」と言ったのを、10月の個展が終わるまでは、と受け取ったらしい。

ちょうど10月に彼はフロリダに出張があるらしく、それに一緒に来れば?と言われた。

それって、お泊まりってことで、やっぱりセックス付って事よね?

それとか、馬に乗った事ある?って聞かれて、無いって答えたら

「それは問題だ、ロマンチックな馬車に乗るのをした事が無いなんて。それは変えないとね。」

と言われた。

それから、フロリダとは別に個展が終わったら僕は君を色んな所に連れて行くよ、とも言われた。



個展が終わったらそりゃ少しはリラックスしたいけれど、それで私のアーティストとのキャリアが終わるわけじゃなくて、もっともっと色々とやっていかなきゃいけないのに。

そんなに、あちこち旅行に行く時間も金銭的余裕もない。




でも、そんな風に私を可愛がってくれる彼の存在は、確かにありがたい。

本命君が最低限の愛情しかくれない分、そういうロマンスを補ってくれる人がいると、心が揺らぐ。

でも、どっちが好きかと言われれば本命君だし、自分が成長出来そうな相手としてもやっぱり本命君だと思う。

彼といると、自分が自分の足でしっかり立って、自分の幸せを自分で掴まなきゃと、強くなれるのだ。

その点、ソフトなユダヤ人は、優しくて甘やかせてくれそうな感じ。

でも、刺激的じゃないし、私が甘えてダメになってしまいそうな気がするのだ。





本命君との関係を隠したまま、ソフトなユダヤ人と関係を持つのはどうなんだろう。

そもそも、あまりソフトなユダヤ人に対して性的な魅力は感じない。そりゃ、それなりに感じるだろうし、それなりに楽しめるだろうとは思うのだけれど。

フロリダか・・・。

行きたいとは思うけれど、ソフトなユダヤ人と一緒じゃなくても・・・。っていうか、同じ部屋に泊まらないのなら・・・。(そんなわけ無いよね)





本命君との関係は今、どうなってるのか、自分でも良く分からない。

カテゴリー分けするつもりも無いし、このままでもなんら問題は無いと思うのだけれど、そこにソフトなユダヤ人のような第3者が絡んでくると、「結論」を出したくなってしまう。

ソフトなユダヤ人に対して誠実でありたいと思うけれど、プレッシャーをかけないで欲しいとも思う。

ソフトなユダヤ人は「君が必要なだけ時間をかければ良い。僕は君にプレッシャーをかけたりしないから。」と言っていたけれど、会話の端々には友達というよりも恋人に言うような台詞が出てくる。




いつかは決めなきゃ行けないんだろうけれど、まだ、決めなくて良いのかな。

少なくとも10月の個展までは、余計な事は考えたくもないし、それを言い訳に逃げ続けられる。

問題は10月の個展の後。




本命君は、私との関係、どう思ってるんだろう?

会わない期間に、少しでも変化があったのかな。それとも、全く同じなのかな。

まだ、私の方も今の自分を彼に見せることが完全に出来てい無いかも知れない。そういう機会がなかなか無いって言うのが事実だし。



しょうがないよね、ソフトなユダヤ人には悪いけれど、まだ決められないし、決めたくない。

まだ時間が必要だ。