日本ではどれくらい大きく扱われているのか分からないのだけれど、NYの州知事がセックススキャンダルによって辞任した。

その後に州知事に就任した人は、David Patersonと言う、盲目の黒人男性。

彼が次州知事だと決まった頃から、テレビでは彼の事を「彼の力量を甘く見るな」とか「スピッツァー(前州知事)とはアプローチが対照的だけれど、彼ならうまく中間をとりながらやるだろう」など、評価が高い。

スピッツァーはかなりばっさばっさと裏取引などの闇の部分を取り締まり、クリーンな社会を作ろうと尽力してきたらしけれど、高級コールガールサービスを利用した事が明るみでて、辞任に至った。



今回新州知事になったパターソンは、就任の挨拶でジョークを混ぜながらもかなり自信にあふれたスピーチをしていた。

聞きながら「ああ、この人は本当に賢くて強い人だな」と感じた。

そして、その翌日に、今度は夫人と一緒に「昔、浮気をした事がある。」と発表。

これは、スッピツァーのスキャンダルを受けて、誰かから足をすくわれる前に、公にしてしまおうと言う事なのだと理解した私は、ますますこの人が好きになった。


ここでポイントなのは、浮気をしたのは「昔、結婚生活がうまく行っていなかった頃の事」で、浮気をしたのは奥さんと自分の「双方」で、プロを相手にしたのではないので「不道徳だけれど違法ではない」ということだ。

そして、夫人とともに記者会見しているのだから、もう誰かに隠さなければならない事は無い。


そうやって、任務の邪魔になるようなマスコミの追求などを、自ら発表して、さっさと仕事にかかりたいと言うは、とても潔い。




この一連のニュースを見ていて、ここのところ考えていた事が、ちょっとダブった。




私はこのブログを自分が特定出来ないようなスタンスで書いている。

別にすごくポピュラーなブログでもないくせに(笑)、どこで誰が読んでいるか分からないから、私自身はもちろん、登場人物に関しても特定出来るような内容は、書かずに来た。

それは、私がセックスについて自由に書きたかったから。

別に私は「公の人間」ではないけれど、どうも仕事と私生活はきちんと分けたいと思ってしまうし、このブログではその私生活の中でも、よっぽど私の事をよく知る人、もしくは全く知らないけれど私の事をジャッジしない人にしか話せないような事を書きたいと思っていた。


それは、わたしがまだやっぱり「人に言えない」ことをしていたから。

いや、正確には「人に言ったらジャッジされるのではないかと恐れていたこと」をしていたから。

で、このジャッジメントは、自分が人に対してしているから、人も自分をジャッジしていると思ってしまうのであって、人をジャッジしない人は、人からもジャッジされないのだという事を、最近になって分かってきた。

人からもジャッジされない、というのは「他人がジャッジしなくなる」のではなくて、「ジャッジされようがされまいが、気にならない」という事。



Sex and the Cityで、ケリーはコラムを書いている。
記事には彼女の顔写真があって、彼女の過去、現在の恋愛関係からの考察を、30代女性ならではの「セックスの重要性」も含め、書いている。



アメブロにはアメンバーという制度があるけれど、匿名でこのブログを書いている私には、あまり意味のない制度だと思っているけれど、うまく使う方法はあるのかなと、使い道を考えている。
アメンバーのリクエストも、そう言った事で「取り敢えず」放置してしまっている。申し訳ない。



で、考えていたのだけれど、自分のセックスライフまでも公にして、そしてその上で、自分の丸ごとをぶつけた仕事で私を知ってもらうのも、今なら出来るかなと。



パターソン州知事じゃないけれど、人生には完璧じゃない時もあるし、迷いの時もあるし、それでもそんな私生活も含め、ちゃんと仕事を全うしていきたいと思うのであれば、何も恥じる事もなければ、何も隠す事もないかも知れない。




秘密のない人生って、どんなに気持ちが楽だろう。



みなさんは、どう思いますか?