人生において、お金というのはやはり無視出来るものではない。

長年の「留学生」生活から抜けようと、出来る所から少しずつ生活をアップグレードして来た。

でも、まだまだだ。

「もったいない」とちょびちょび使っていたモノとか、溜め込んでいたガラクタとか、まだまだ一杯ある。

いろんな面で、まだまだアップグレードが必要な私。

アメリカにおいて、歯並びというのは非常に印象を左右するもので、見た目が悪い人は仕事にも影響してくる。
(まあ、日本でも同じかも。)

歯並びに関しては、矯正をするか、手術をするか、迷っているのだけれど、今までの人生で入院やら手術やらという事を経験した事がないので、多分、矯正で落ち着くのかな。

で、腐れ縁の彼と話していると、とても私を褒めてくれる時もあるのに、私の自信を粉々に打ち砕くような事も平気で言う事がある。

別に、私だって、自分の事を Drop dead gorgeous とは思ってないけれど。

で、自分を醜いと思い始めると、不思議と、同じ顔を毎日見ているにもかかわらず、本当にみにくく見えてくる。

で、ある時、地下鉄に乗っていて周りの人を見渡し、思った。

え、あんなおばちゃんでも結婚してて子供居る、え、あのカップル、全然二人とも美しくないのに、周りが見えないほど見つめ合ってラブラブしてる・・・。


で、その話を腐れ縁の彼に言ったら、

「ハハハ、そりゃ地下鉄に乗ってる人達を見たら、自分の事がましに見えるだろう。問題はメトロノースの電車で同じように思えるかだよ。どういう人達と自分を比べるかだ。」

と言われた。

メトロノースの電車というのは、マンハッタンで仕事をしていて郊外に庭付きプール付きの大きな家を持つ人達が通勤に使う電車。

もちろん、それ以外の地域も通ったりするので、全員がそうとは言えないけれど、客層はかなりいい。

地下鉄のラインでもその差は、ある。

で、お金持ちがなぜ美しい人が多いのか。

それは、お金をかけて美しくなっているからなのだ。

中身は全く関係ないとは言わない。

知性を備えるのも、きちんとした教育を受ける事の出来る財力が必要で、社交のマナーもしかり。

そして、身にまとうもの、口にするもの、そして肌や髪にかけるお金も、低所得者には贅沢に思えるものが彼らには普通だ。


いい服を着たからと言って、すぐに美しくはならない。

でも、お金は確実に人を美しくする。

お金で美を買うのではない。

お金で買えるのは、精神的な余裕だ。

お金で買えるのは、精神的な自信だ。

お金で買えるのは、精神的な安心感だ。

お金で買えるのは、時間的なゆとりだ。(買うかどうかは、それぞれの判断によるけれど)



余裕、自信、そして安心感があれば、大抵の人は美しくなる。

どんなに「お金なんてなくても」と言っていても、少しでも節約しようときちきちにやってると、ストレスになる。

そう言う節約は、ある程度の期間なら、楽しめる。

創意工夫して、お金が貯まっていくのは楽しい。

私は留学生時代、一体どれくらいケチって節約した事だろう。

でももう留学生じゃないから、貯金もしたいし、もっと稼ぎたい。


今まで、貧乏生活を耐えて来た自分にご褒美をあげてもいい。

どんどん「もったいない」をそぎ落として、「必要なもの」だけでシンプルに、そして、その必要なものには贅沢なくらいお金をかけて、「生きていること」を楽しみたい。


日本に居たときから「下積み」として働いていたせいもあるけれど、自分にあまりお金をかけていなかった私。

NYに来てからは「留学生」という足枷によって、経済的な自由はやはり制限されていた。

そして、すべては働けるビザを取得してから、変わった。


働ける。

お金を稼げる。

今まで我慢して来た事に、少しずつお金を使える。


去年のクリスマスパーティをした時に撮った写真を、母が日本でお友達に見せたらしい。

私の事を知っているおば樣方なのだけれど、その中でしばらく会ってないおばさまも居て、その方が

「この子は誰?きれいな子ねー」

と言ったらしい。

もちろん、写真写りなど、色んな要素が私をきれいに見せたのかも知れないけれど、去年の夏に日本でイベントをした時にも母のお友達に

「なんだか、自信に満ちあふれて奇麗になったわねー」

と言われたと言う事もあった。




今までが、本当に、お金を使わない生活で、ひたすら静かに、お金を使わずに細々と生きて来たから。

私はもっと輝くべきだと思う。

私はもっと愛されるべきだと思う。

そして、実際に輝いてて、愛されているのだと、やっと自分本来の輝きを取り戻しつつあるのだと、そう感じる。



負けない。

まだまだ、ゴールは先だけれど、今の私は、強い。

どんどん輝きを増して、同時にお金もどんどん手に入れてみせる。



留学生時代がなければ、こんな事もきっと気がつかなかったかも知れない。

辛かったけれど、辛くない振りをしてたけれど、私はここで終わるような女じゃない。(と信じたい。笑)



頑張るぞー!!!