昨日、はじめて元彼の奥さんに会った。
この元彼、付き合っていた時期は短かったし、私がすごく入れ込んでいたと言うことも無く、しかも私から別れた。
理由は私が電話して欲しい時に電話してくれなかった事がきっかけ。
でも、その後も友達関係は続き、今では彼は私の新しい仕事を世話してくれた大事なボスのような関係。
昨日は私の初仕事の日で、自分では納得いく仕事が出来ずに落ち込んでいた。
仕事の後に彼に話を聞いてもらいたくて、彼が終わるのを待って、帰りは同じ方面だから一緒に帰れるかなと思っていたら、
「車が迎えに来るんだ。」
と言われた。
「君も乗って帰る?僕の奥さんに会わないといけないけど。」
そりゃ、車で帰れるならば楽だし、彼の奥さんとも会ってみたい。
彼の言葉に甘えて、送ってもらう事になった。
初めて見る奥さんは、中国人の垢抜けない感じの(素朴な感じと言うほうが良いのかな?)女性だった。
でも、車中で会話をして分かった。
彼女は、何というか、飄々としている。
声のトーンやら口調やら、内容も、とっても飄々としている。
小さい事にはこだわらない、肝の据わった感じさえもする。
そして、車で彼を迎えに来る事も、全く意に介せずで、恩着せがましくも無ければ「感謝してね」オーラも無く、じゃあ、ドライブが好きなのかと言えば、そんな感じでもなく。
一緒にいて楽なんだなって、すぐに思った。
彼はもともと、何とかして女を口説こうとか、せっせと気を使ってプレゼントしたり店の予約入れたりという、マメな事をやるタイプではない。
まあ、貧乏だと言うのもあるのだけれど、彼女に電話をするなんてことも、面倒くさいのだ。
そして、その彼が私と別れてから彼女と付き合い始めて、言っていた台詞。
「楽なんだよ。毎週末、僕の仕事の終わる頃に仕事場に来てくれて、それで一緒に帰るんだ。」
多分、電話して相手の都合聞いて、どこで待ち合わせるとか、そういうことをしなくていいのが楽だったのだろう。
恋愛指南書なんかでは、男に追いかけさせろとか、便利な女になるなとか書いてあるけれど、結果的に彼女は彼と結婚して幸せそうだし、彼も幸せそうだ。
たぶん二人とも、面倒な事が(駆け引きとか)嫌いなのだろう。
私だって面倒な事は嫌いだ。疲れる。
でも、相手の気持ちと自分の気持ちの温度差とか気になるし、便利な女と思われたら嫌だなとか思うし、だから、相手の都合を聞いたり、自分にも都合があることを匂わせたり、伝えたりする。
まあ、私とこの二人はまるでタイプが違うのかもしれない。
刺激とかを求めず、ルーティーンをこなしていく日常に、大切な人がいて、満足しているのだろう。
私は多分、刺激がないと飽きてしまいそう。
彼と私が別れたのも当然だ。(苦笑)
何となく、自分とはタイプが違うけれど、幸せそうな二人を見て羨ましく思った。
そして、彼と出会って、彼のような友達を持てる自分を、幸せだと思った。