Guilt-trip
【他動】 (人)に罪悪感{ざいあくかん}を抱かせる
食事をご馳走になったり、プレゼントをもらったり。
そういうことで「悪いなあ。なんかお返ししないとなあ」って思うのは、多分当然の想いだと思う。
そしてそれでセックスを手に入れる男の下心、目論みも、やっぱりあるのだと思う。
でも、人として、友達としてご馳走したいからご馳走する、プレゼントしたいから、プレゼントする、「ありがとう」と言って、笑顔を返してもらって、楽しい時間を過ごすことが出来れば、それで十分だと思う男性もいる。
残念ながら、腐れ縁の彼はそうじゃないらしい。
しばらく腐れ縁の彼とはセックスをしてなかったけれど、私の誕生日を祝うディナーと洋服のプレゼントをもらって、セックスしないで帰ってきて、
「私達の関係も、成長した物だわ」と思いきや、
翌日彼は急いで車道を渡ろうとして膝をくじいた。
それを私に
「ディナーご馳走して、プレゼントして、人に施してるのに、僕のカルマは僕を許さない。」
と言ってきた。
彼が膝をくじいたことと、私にプレゼントしてディナーをご馳走したこととは、何の関係もないと思うのだけれど。
彼は、いいことしてるのに、いい事がないと私に愚痴ったのだ。
そんな事があったから、先週は「しょうがないなあ、ま、いいか」という気持ちになってしまったのだろう。
彼はいつも、そうやって私に罪悪感を抱かせる。
多分、彼は自分がやっている事に気が付いていないのだろうけれど。
躁鬱の彼も似たような感じだ。
友達として私の誕生パーティにも呼んだのだけれど、その時は彼は鬱の時で
「君が連絡くれて、とても嬉しいけれど・・・。何で僕なんだ?君は素晴らしい子で、君に会いたいけれど、怖いんだ。君は素敵で、僕は怖いんだ。何で僕なんだ?」
と言われた。
私は彼が鬱の状況だと理解して
「私は友達として誘ったんだよ。あなたはいい人だし、私は沢山の友達と自分の誕生日を祝いたかったから。もし、会うのが怖いなら、もう少し時間を置いてもいいよ。」
と言った。
「いや、僕は君に会いたいよ。でも、今はいい気分じゃないから・・・。この状況を抜けたらまた連絡するから。」
そういって2週間、連絡は無かった。
それで終わるかなと思ったけれど、先々週に連絡をくれ、先週会う約束をして、普通に友達として食事して、お喋りして終わるのだと思ったていたのに。
一時期は、彼のことを結構いいと思っていた時期もあったけれど、やっぱり彼の躁鬱に私は深く関わる事を躊躇った。
でも、友達として、彼の仕事の事とか、応援したいと思ったし、だから「友達」と言ったのに。
「私が彼にmix signalを送ってしまっているのかな。」
と思うようになって、申し訳ない気持ちになっていた。
そして、私の態度の何をOKのサインとして受け取ったのか、彼は迫ってきた。
いや、正直に言うと、私も「なんか、これ、まずい雰囲気?」と気が付いていたけれど、そこから抜ける事が出来なかった。
それは、彼に興味が会ったからではなくて、それでも「彼なら大丈夫」とタカをくくっていたと言う事と、「ここでいきなり拒否したら彼が傷つく、彼を傷つけちゃいけない」という思いがあったから。
「君に会うのが怖い。」
そんな言葉を聞いていなかったら、こんな風に思わなかったかもしれない。
「いい事をしているのに、僕のカルマは僕を許さない」
そんな風に腐れ縁の彼が言っていなかったら、先週の夜もセックスせずに友達として楽しい夜を過ごしたかもしれない。
そして、相手の弱さをずるいと思いながら、受け入れて、そんな自分に嫌悪感を抱いていしまう自分。
だから、弱い人は嫌いだ。
そして、そういう弱さにGive inしてしまう自分も、嫌いだ。